掘りあてた鉱石を資金に換え装備を強化し更に潜っていくACT『SteamWorld Dig』
ミスタードリラーに簡素なメトロイドヴァニアの要素を持たせたようなゲーム。
採掘速度の向上や2段ジャンプなどのアクションが開放されるにつれ段々とかゆいところに手が届くようになる過程は楽しく、意気揚々とその先に進むと新たな装備やアクションの開放などがあり、楽しさを原動力に遊ばせるプレイヤーの意欲を煽る構成がいい。
掘っては戻り掘っては戻りを繰り返すだけとはいえ、その度に装備の強化やアクションが解禁され、作業が段々と快適になっていくていくのが実感できる中毒性はかなりのもの。やみくもに掘るのではなく目的地に近づくと場所を示してくれる遊びやすさも良い。作業がゲームになっている。
が、採掘の目標となる指針が「下に向かえ」だけなのは少し物足りない。
装備のグレードを上げる金稼ぎも目的や目標がないと作業のための作業でしかないし、横アクションとして特殊なことはボス戦くらいだけどそれも1回しかない。操作の幅を広げる定番の2段ジャンプが解禁される頃はもう終盤でやることがほとんどない。イベントやシナリオもほとんどない。
遊びやすくて中毒性もバッチリだけど装飾がなく記憶には残りにくい。実績が残っていても一周でおなか一杯になるような早熟ゲームでも、その一周は絶対に楽しいのでおすすめできる。
ScreenShot
SteamWorld Dig2
前作のエンディング後に行方知らずになった主人公ラスティを探すため、前作では買取りNPCだったドロシーを操作してラスティの捜索に向かう続編。
基本は前作同様の地底採掘と鉱石を資金に換えて自身の装備を強化していく簡易的なメトロイドヴァニアのまま。違うことは探索範囲の広がりとアーティファクト等による能力の拡張が手広くなったこと。
装備の強化や拡張をすれば新たな能力を得ることができるので、それを使ってさらに探索したくなるようなメトロイドヴァニアの構成が強化されている。
ただ、探索要素があるにしては先に進めるくらいしか選択肢がなく、偶然見つけた隠し部屋での新装備などの射幸心を煽る特別な発見がなにもないのが惜しい。先へ進めたくなる原動力はあってもあちこち探索したくはならない。前作と同様にクリアしてしまうと実績が残っても発見がないので原動力は失ってしまう。
ここが少しチグハグな気もするが、その原動力の初速や加速はテンポもよくとても楽しい。
steam版は日本語がないが全体MAPの行先指定で迷うことのない遊びやすさも良い。前作が楽しめたなら間違いなし。











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