追体験でなく実体験したい夏やすみ。
夏休みの間だけ桃源郷に居候する可愛い顔した欲の化身(主人公)となり、煩悩の衝動に身を任せて暴れまわろう!
駄菓子屋の秘密な趣味、鬼コーチのトレーニング、海の宝探し、昆虫採集、メンコ対決、それらのイベントにかかわる人たちとのムフフな交流が楽しめるぞ。
家事の手伝いや課題に取り組むときなどで密着する豊満な体に理性が飛び、条件反射のように腰をフリフリしちゃうくらい欲求に対して正直な主人公くん。
正直だからか純粋だからか旺盛だからか何なのか知らないが、「つんつん」から「ぱふぱふ」のように過激な変化をしていくおねだりでも受け入れられるどころか逆に求められていくため、理性は欲望にのまれて好奇心や出来心のちょっかいが日常になっていき、次第にタガが外れた選択肢でも当たり前のように押せるようになっていく。
欲望に身をまかせ気づいたら腰を振っているようなギャグに走った主人公のおかげで理性なんぞどこ吹く風。充実が約束された夏休みに出会えるたくさんの思い出を記した、絶対提出できないドスケベ絵日記を完成させちゃおう。
ミニゲームやイベントなどの各要素が輪になっている導線の出来がいい。
イベントを見るために超えなければならない壁として課題やミニゲームを使い、簡単に見られないよう適度なハードルを持たせて労力と見返りの相互関係をつくるも、突貫攻略ができないよう体力や行動力の制限で縛る反動が前のめりを維持させる。このようなイベントを拝むまでの道のりの導線がいい。好感度の段階で進展していくイベントはどんなものなのだろうかという期待はもちろんのこと、プレイの幅を広げるスキルツリーなどにもムフフな魅力があふれているため、イベントフラグになる好感度やスキルの習得に必要となる経験値を“稼ぐため”の課題やミニゲームですら、好奇心からくるドキドキとワクワクを原動力に、川沿いでお宝本を探していた純粋だったあの頃のように夢中になって遊ぶことができる。安定してきたかなというところでイベントを入れたり新キャラを登場させることも刺激を途切れさせない良い演出になっている。
周回の引継ぎを利用すれば能力値やイベント進捗度の維持ができるため、イベント回収目的の周回でも32日以降が続いているかのように新鮮に遊べるなど、ヤるきを削ぐ要素がほとんどないから気づいたら朝チュンになるほどに浸れてしまう。
目の前に少し遊べば達成できるであろう目標がまき散らされているため「あれをやってみよう」「これもやってみよう」と興味は尽きない嬉し恥ずかし面白ゲーム。絵柄が好みなら居候してみよう。ひと夏で最大8人とねんごろになれるぞ!!
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