【同人】続・お年頃の夢『あまえんぼ冬』-#zzz〜積んで崩してレビューまでがゲームです〜

追体験でなく実体験したい冬休み。

舞台が前作『あまえんぼ』の数か月後の冬になり、攻略対象も新規で2人増えた続編。

前作の攻略済を前提としている続編なので、遊んでいないと各キャラとの関係性の描写がなく置いてけぼりになるため遊んでおいたほうがいいと思われる。

今回も純粋な情欲を脚色なくしたためた「絶対提出できないドスケベ絵日記（冬）」を完成させちゃおう。

いろいろブラッシュアップ

基本的に前作とほぼ同じなので新鮮味こそないが、豊富なイベント量を土台にキャラやミニゲームの新規追加でありトイカメラを使った写真の収集要素などが上乗せされているため満足感は十分得られる。

ミニゲームや写真の収集要素は作業的になってしまうが、進行具合でスキップが可能になったりそこから派生する追加要素のアンロックなど、それらはゲーム内の実績としてプレイと紐づけされているため、遊んでいれば自然と目先の目標となり期待を煽って夢中にさせてくれるようにできている。

写真を撮りまくってアルバムを埋めていけばスケベな写真やパンツを撮れるようになりますよというエサをチラつかされたら必死にもなるよね。

もちろん全収集が前提にはなっておらず“やってみようかな”の好奇心を原動力に遊べる程度にハードルは落ち着いている。調べなければ収集方法がわからない意地悪もないのでサクサク集められることもあり私は気が付けば全収集していました。

新キャラに新要素満載

前作のその後を描く続編なこともあり最初から好感度MAXみたいなものなので、妄想が現実になり徐々にハメを外していくワクワク感は前作ほど味わえないものの、好感度20ごとに通常・趣味・スケベの会話の項目がそれぞれ3つずつ更新されてキャラ描写を掘り下げてくれることや、期待を裏切らないドスケベなステップアップや野に放ってはならない主人公のモンスターぶりは健在なので、末広がりな仕掛けを凝らした遊びやイベントが散りばめられた夢の休暇は大いに楽しめることでしょう。

誰がどこにいるかは顔アイコンで表示され、その場所への瞬間移動なども完備なので、簡単に上がる好感度や時間経過の要素が形骸化したこともあり、慣れとともにプレイが最適化されていく過程に水を差されることがほとんどない。

遊びやすさに問題なければ、クリア後は回想・絵日記・写真・スキルなど全ての全開放も可能なので忙しい人も安心です。

まとめ

キャラが多くてイベントが多方面で発生・進行するため意識がそれらに向き、気づけばアレもしたコレもしたいと夢中にしてくれるゲーム性は今作もよくできている。

1周で遊びつくすことは不可能なので周回をすることになるが、好感度やイベント進行度の引き継ぎであり、新たな発見や遊びにつながるドスケベスキルのアンロックであり、周回も単なる作業になりにくいよう配慮がされているため、楽しみながら広がっていく選択肢にもう首ったけ。各方面でのブラッシュアップや収集要素に新キャラの追加など、よくできたゲームにさらに色々と上乗せされた良ゲーです。

主な変更点など