主観視点のリアルタイムアクションのローグライク。
自動生成ダンジョンの神経塔を降りていき、落ちているアイテムを拾いながら最下層を目指す。死亡して拠点に戻ったり最下層へ到達するとNPCのセリフが変化してストーリーが進み、再度最下層を目指す流れを繰り返す。32層まである最下層への到達がクリア条件ではなく、会話などでフラグを立てて神経塔に何度も挑んでいく仕様となっている。やられるとレベルやアイテムをリセットされて外に戻されるローグライクお馴染みのシステム。リアルタイムで進行する『不思議のダンジョン』ライクのゲーム性
主人公のステータスにはHPとVPがあり、VPは空腹度の様に常に減り続け、VPが0になるとHPが減り始めてHPが0になると死亡する。攻撃を受けるとHPが減るが、VPがあるうちはHPは自動で回復していき、VPは倒した敵が100%落とすアイテムを拾う事で回復できる。攻撃方法は装備している武器で切りつける事と、骨や刑具などのアイテムを投げつける事の2つ。骨にはいろいろな種類があり、投げると爆発する骨や敵を違う場所に飛ばすものがある。骨は基本的に未鑑定のまま落ちていて、鑑定は自分でかじることで行い、鑑定済みの骨をかじる事で自分に対しても使用できるなど、体裁は一般的なローグライクに準じている。属性を付与したり、攻撃速度を上げるアイテムの強化要素もあり、強化は装備に寄生虫を寄生させたり焼印を押すことなど雰囲気に則している。特定階には呪葬天使というNPCがいて、呪葬天使にアイテムを2個投げつけると無料で合成をしてくれる要素もある。これらのネタは面白いのだが……。
気持ち悪い雰囲気はよくできてる
視点を上下させることすらできない操作性なので地面や天井に張り付いている敵を攻撃しづらいし、プレイヤーの移動速度が遅いのに対し敵の攻撃範囲は広く射程が長めなので、リアルタイムなのに後ろに回ったりヒット&アウェイも難しいアクション性が単調に拍車をかける。壁際や障害物の近くで剣を振ると引っかかるなど融通が利かない要素まである。雰囲気重視でテキストが理解できずよくわからないままボーっとボタンをポチポチやるだけになってくると、雰囲気がいいわけでもグラフィックがいいわけでもキャラクターがいいわけでもないから、どんどん気持ちが妙な雰囲気にのまれて散漫になり電源ボタンに手が伸びた。装備の強化ができたり骨や刑具の種類が豊富で「不思議のダンジョン」ライクにはなっているが取り巻く要素がついてこれていない。雰囲気ゲー。・声なし
・テキストスキップなし
・クリア後に100階のおまけダンジョンを遊べるようになるらしい
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