3分以内に一定スコアを稼ぐルール。
連鎖のシステムが『ミスタードリラー』と似ているPZL。ブロックと入れ替わる形で上下左右にキャラを動かし、同じ色が4つ以上つながる編成のブロックをパンチで破壊すると、隙間に上のブロックが落ちてきて4つ以上つながれば連鎖が起こりスコアが増えていく。
3分という制限時間や高めの設定スコア、せり上がるブロックや水没要素など、連鎖を仕込む思考ではなく直感と運に頼るところが大きいシステムになっている。
ブロックにはパンチで破壊できるノーマルブロックと3回叩くと破壊できるおじゃまブロック、隣接ブロックが消えると膜が消えてブロックとなる『ぱずるだま』の小玉のようなブロックが3種類ある。
アイテムはおじゃまブロックの破壊で出現し、水位を下げる、得点が貰える、連鎖の得点を倍にする、おじゃまブロックの全消去、ランダムな色のブロック全消去の5種類がある。
得点アイテムや2倍アイテムは取れば取るほど効果が上乗せされていくので攻略の重要なポイントとなる。
ミスの条件は、水没して長時間水の中にいたり爆弾の爆発に巻き込まれてライフが0になること、徐々にせり上がるブロックに押され最上段のトゲにプレイヤーキャラが刺さることの2つで、水位はアイテム以外でも連鎖をすると下げることが出来る。
良いアイテムが連続で出るか、まぐれで連鎖が起こるかの運任せゲー
スライドパズルのようなシステムと制限時間や水位の問題があるので狙って連鎖を仕込むのは難しく、ステージクリアのためには2倍アイテムをたくさん取ってからの運連鎖や得点アイテムをとにかく集めることになる。それはそれで思い通りに決まれば気持ちいいが、その反面運任せでしかないので楽しさの限界がすぐに見えて飽きを誘う。
先のステージに行ったところでフィールドが小さくなっていくだけの遊びの無さで、最終面は3列しかなくなってしまう上にブロックの色も増えるなど完全なるアイテム待ちの運ゲーとなる。
プレイヤーが思考する余地やその結果得られる上達感などを切り捨て、その場その場をちょっとした運と判断力で切り抜けていくだけのパズルだが、3分以内に達成しなければならないスコアのノルマは決して低くなく、ライフや水位のルールと運による大量消しなどで目まぐるしく状況が変化する点は爽快かつ切迫なので、全8面のクリアぐらいまでは楽しませてくれる。
・ゲームモードは、めんくりアタック、スコアアタック、とことんアタック、対戦
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