ファンタジー狙撃。
3Dで描かれた街のビルの屋上に陣取り、ジョギングをしてるターゲットや、ターゲットの乗っている車などを制限時間内に自分で見つけて狙撃するシューティングゲーム。だが、弾の速度が目視できるレベルで非常に遅く当て辛いし、ターゲットは毎回同じルートで移動を繰り返すという狙撃シーンなので、何度も失敗をして当たるタイミングを見つけていかなければならない覚えゲーのような内容になっている。
移動しているターゲットに命中させる事は非常に難しく、かなりの回数をこなして覚えなければならないが、命中の判定が曖昧な事や、まどろっこしい操作感や粗いグラフィックもあってイライラ必至。失敗時のやり直しがターゲット説明からという点も、何度もやり直さなければならないため飽きてしまう。
テレビドラマ風のOPや次回予告付きのED、イベントデモはフルボイスであったり、一話一話の構成の体裁はしっかり出来ているし値段以上の手の込みようである。しかし、ゲーム内容は前述のようなもので、ステージ数は8話だけというボリュームなど力を入れるところを間違えているツッコミどころに。周回要素でエイリアンを撃つゲームに変貌するネタ要素などもあってカルト的人気があるらしいが……。ツッコミどころ満載の狙撃やストーリーに周回要素のエイリアンなどを見て、出オチの一発ギャグを何度も見せられているかのような残念な気持ちに包まれた。
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