【ゲームアーカイブス】ちっぽけラルフの大冒険【軽快横ACT】

★★★★ ACT PS1 ゲームアーカイブス


小気味の好いステージクリア型の横スクロールアクション。

操作は移動、ジャンプ、攻撃ぐらいなもので、雑魚敵は通常攻撃の一撃ないし↓ジャンプ+攻撃ボタンのカブト割りで大体倒せるため、常時右ボタン押しっぱなしでも進めるようなテンポで楽しめる

敵の配置を覚えればノンストップ猛進ができるような小気味のよいゲーム性を下地に、強制の高速スクロールで順に壊れていく足場の連続ジャンプとか、強制スクロールの最後にジャンプをしてロープにつかまらなければそのままアウトといったものがアクセントとしていくつか用意されている。
これらはミニゲーム感覚ではなく足場の出現位置や移動ルートなどが考えさせてくれる構成になっているので、死ぬと同時に「次はあのタイミングでジャンプしてみよう」と再開後に実践したくなるよう仕向けてくれている。遊び応えと突破した際の達成感は十二分。

不満点は溜め撃ちの溜め時間がとても短くて操作が狂ったり暴発しやすいこと。溜め状態になるとその場に固定されて動けずモーションキャンセルもないので、落下する足場に敵がいてジャンプ切りで倒し、落ちないよう即ジャンプをしようとしたら、切った時のボタン操作で溜め状態になりその場で溜め撃ちをして何もできず落下というような事態が頻発する。ボタン操作を意識する慣れの問題かもしれないけど、溜め状態のまま移動できたりジャンプ中に放てるようになっていれば文句なしだった。
  • ライフはイージーなら初期値が2で、ノーマルだと1となる
  • ステージ数は8+ボス戦

アクションゲームなのに格闘ゲー要素はイマイチだけど

一部のボス戦では主人公の頭身が上がって格ゲーのようにコマンド入力で技を出して戦うようになっている。アクションゲームはパターンやタイミングを経験して覚えていけばボスも仕掛けも突破できるようになっていく過程が楽しいのに、この格ゲーはパターンというものが存在しない相反するものなので、単に時間がかかるだけのつまらないものとして際立っている。
この格ゲー要素は邪魔でしかないが、小気味の好いアクションを下地にした再挑戦を煽る構成や、挑戦を繰り返せば突破できるようになる難易度設定のバランスが良いゲームとしてまとまっている。コンティニューは無限で再開ポイントは難関地点の前に大体決まっているのでストレスも少ない。横スクロールACTが好きならおすすめできる。

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