恐竜の横スクロールアクション。
落とし穴を避けたり浮いた足場を乗り継いでいくジャンプアクションでゴールを目指し、最後にパターン化されたボス戦が待ち構えるという古典的な横スクロールアクション。基本操作は移動とジャンプ、噛みつきと突進の攻撃2種のみ。ステージ中にある卵を獲得して他のプレイアブルキャラをアンロックすると、2段ジャンプや滑空、炎の遠距離攻撃が可能などの特徴をもったキャラが使えるようになり遊びの幅を少しだけ広げられる探索要素もある。仕掛けの抑揚がなくステージが長くて冗長に
ステージ構成は古典的なジャンプアクションのそれ。特徴的な点はステージが異様に長いところだけど、ゲームオーバーになるとチェックポイントがリセットされるから、やり直しに嫌気が差すという問題点になっている。残機制&ライフ制なのに一発アウトになる場面がやたらと多く、長い道中をチマチマ進めていくと最後の仕掛けとして後ろから溶岩の波が襲ってくる強制スクロールに突入したりする。そこに小さい足場を乗り継ぐジャンプアクションを入れられては目を覆いたくなるというもの。基本残機3で長い道中にプラスしてそれら強制スクロールやボス戦をやらされるのは、ゲームオーバーになると最初からやり直しで長い時間を取られるとなれば大きな苦痛となる。残機稼ぎはコインに相当する卵を100個集めれば上がるというソレだけ。遊びやすさが考慮されていない点と、冗長なステージ構成と残機制との相性が非情に悪いので欠点として浮き彫りになっている。また、各ステージに最大5個隠されている大きな卵を集めて独自能力を持ったキャラをアンロックしていける要素も、これもこれで長いだけの道中のせいで探索のやる気は維持できないし、ゴールするまでにゲームオーバーになると集めた卵も当然失われるので余計に意欲を奪われてしまう。一瞬だけ無敵となれる能力であったり、2段ジャンプができたり恐竜らしく滑空できたり、他にもコスチューム変更など目を引く要素もあるが、長いだけのステージの中、基本残機3だけしかなくゲームオーバーになると全部最初から……となれば、とてもじゃないが集めようなどとは思えなくなる。残機制だけでもなくなれば普通の横スクアクションになれるとは思うけど、個人的にはジャンプの慣性にも違和感を覚えたりしたウンザリなゲームだった。
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