350層をひたすら潜り最下層のボスを倒せばクリアとなる忍者ACT。
操作は剣や鞭の近接武器、手裏剣やビームの遠隔武器、投擲爆弾、術(ボム)、2段ジャンプ、ジャンプ中の下突きと回転切りのみ。できることは最後まで変わらず最下層でボスを倒した時点のスコアや時間を突き詰めるという最初からエンドコンテンツ。硬直のない爽快さ
操作性は硬直がなく雑魚も大抵は一撃で倒せるので立ち止まらず猛進でき、装備している武器の特性や敵の特徴が理解できるにつれて到達できる階層の数字が増していく。その過程は簡単操作でリトライも容易だから結果に操作や判断の腕前が直結しやすく上達感に浸れるし、爆弾で地形を破壊して近道を思いつくなど能率良く潜れるようにもなるから数字と同時に楽しさも増していく。1プレイも慣れたら10分もあれば余裕で最下層に到達できる程度なので、武器やコスチュームのアンロック、スコア&実績狙いの繰り返しも次のプレイへと繋げやすい。
ダンジョンへ持っていく装備は潜る前に自由に選択できるので変化をつけて単調を避けられるし、1回のプレイにかかる時間も短いから色々な組み合わせを試行錯誤して模索する過程も手間取らない。
敵を近接武器で倒すとたまるハッスルゲージで無敵NINJAに
ハッスル中は無敵なうえに敵を倒せば減り続けるハッスルゲージを回復させることができるので、敵を無視して一気に降下して時間短縮を図るか、スコア稼ぎやゲージ回復のために倒すのか、武器やボムの回復アイテムの回収をすべきか、最終スコアに直結するそれらの取捨選択を瞬時に天秤にかける判断を要する。これらの選択の優先順位がハッキリしてくると操作に迷いが消えて思い切った行動ができるようになり、地道にタイムを更新して7分クリアの実績が取れた時の達成感はなかなかのものとなった。
上手くなる過程が到達階層やスコアという形で実感できるので夢中になれる反面、終始変わらない遊びの幅が狭いから達成感の上限は決して高くない。装備の組み合わせを試行錯誤しながら硬直のない爽快さで武器を振り回し一目散に最下層を目指すのみのミニゲームみたいなACT。セールで100円くらいになるのでその時にでも。
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