日本語入力に融通が利かないタイピングゲーム。
仕掛けを動かす時限装置や四方八方から襲ってくる敵をタイピングで対処していくタイピングゲーム。敵を倒して一定スコアを貯めると行動範囲が広がり、新たに出現した各地のダンジョンに挑戦してさらにスコアを貯めていく。その際の演出でペーパークラフト風の世界が段階的に色づき広がっていく独自の雰囲気も特徴的です。
お題通りに打ち込むだけでないタイピング
敵が炎や氷などの属性を持っている場合、対応した属性に切り替えてタイピングをしなければダメージが通らないが、その切り替えも「kaen(火炎)」「kaze(風)」と入力してその都度変更しなければならないので、侵攻速度は遅いけど単語は長い敵、速いけど短い敵、そこに加わる全部で4つの属性など、これらに対処するための状況判断力も大事になる。
表示される通りに打ち込むだけでない自分なりの攻略法を見出せる楽しさと同時に効率のいいタイピングの練習ができるようになっている。
タイピングとタワーディフェンスの組み合わせのようなゲーム。
タイピングとタワーディフェンスの組み合わせのようなゲーム。
問題点は融通の利かないローマ字入力
「ち(chi,ti)」「し(shi,si)」「つ(tsu,tu)」など、入力方法が複数ある言葉でも認識される入力はひとつに限定されているため、別の方法で操作を覚えているとキチンと入力しているのに反応してくれない違和感が常に付きまとう。
できているのに認めてくれないというのは多分にストレスとなるし、それが原因でやられてしまっては続けようという意欲も失せてしまう。
他にも人生で一度も口にしたことがないような単語も散見する不自然な読みなど、キーの位置ではなく何て読むのかを考えさせるようでは日本語にきちんと対応しているとは言い難い。
マッチと日本語で書くのに「matchi」と入力する人なんて聞いたこともない。タイピングゲームとしては致命的な問題点である。
ホームポジションの位置やらの基礎はすっ飛ばしているので初心者用の教材にはなりえないけど、タイピングの言語はいくつかに対応しているので最低限のタイピング能力さえあれば各言語での速度や確実性の練習用として条件はクリアている。
他にも人生で一度も口にしたことがないような単語も散見する不自然な読みなど、キーの位置ではなく何て読むのかを考えさせるようでは日本語にきちんと対応しているとは言い難い。
マッチと日本語で書くのに「matchi」と入力する人なんて聞いたこともない。タイピングゲームとしては致命的な問題点である。
ホームポジションの位置やらの基礎はすっ飛ばしているので初心者用の教材にはなりえないけど、タイピングの言語はいくつかに対応しているので最低限のタイピング能力さえあれば各言語での速度や確実性の練習用として条件はクリアている。
0 件のコメント:
コメントを投稿