
みんなでダバダバ体当たり国盗りSLG。
大国バルシアの魔物を従えた圧倒的な武力による侵攻に対し、ただひとつバルシアに抗い続けるカーリオンという小国があった。プレイヤーは小国カーリオンの王子となり侵攻を跳ねのけバルシア打倒を目指すことになる。部隊を編成して拠点を攻める
他国の拠点制圧で配下を増やし富国強兵をしながらバルシア本丸の陥落を目的とする(統一はしなくていい)。カーリオン以外の国はバルシアと同盟を組んでいたり別の国と開戦していたりとカオスな状況となっているが、ある程度バルシアの拠点を落として実力を示してから外交コマンドを選べば仲間に引き入れられる簡単な外交要素なんかもある。
戦闘は最大18名で編成した部隊を駒として隣接する敵地へ攻め込むとはじまり、各国2部隊まで戦場に投入できるため最大で36*2名の兵士がダバダバとド派手に入り乱れるが、「半キャラずらし」でお馴染みの『イース』のような体当たり攻撃しかできないダバダバしてるだけの力押しなので戦術は要らない。
ダバりながらも着実な富国強兵で戦線を押し上げていく過程は既存の国盗りと同様に楽しいような気もするが、拠点は占領や内政の概念もなければ籠城している敵を倒した後は空にしていても問題なく、自陣へ攻め込んでくる敵は決まった拠点から湧いてくる増援に限定されているため戦略も考える必要がない(侵攻ルートすら同じ)。
物語としてみてもシナリオ以外にイベントはなく仲間の掘り下げもない。
他国と同盟も二つ返事で受け入れてカーリオンの軍門に下るから自国の歴史も誇りも一切が表現されず駒としての存在感しかない。その駒としての存在もレベルが上がったところで変動するものは攻撃力や防御力が緩やかに微増するのみで固有の特徴も見られない。戦術や戦略ではなく元々の能力値がものをいうだけの力押しの脳筋国盗りに終始している。
戦闘はひとりだけ自由に動かすことができるが、突撃と退却しかしない戦術なんてクソくらえな脳筋ダバダバ戦にひとりの立ち回りは大した意味を持たず、AIはアホで壁があってもお構いなしに敵に向かって直進しかしないし、弓や馬などの兵種による相性もほとんど意味をなさないなど、見てるだけの脳筋力押しな代物に楽しさを見出すのはなかなか難易度が高い。
敵部隊の大将を倒すと兵士が寝返ることを利用して敵固有の兵種を集めてみたりもできるが能力的に大差がないからやる意味もあんまりない。
装備変更時に能力値の確認ができなかったり地形効果だとかの解説が説明書になかったりと各所に不親切な古臭さも散見する。作業的に地道な戦線の押し上げをするくらいしか考えることのない選択肢の少ない昔のゲームでした。
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