レトロ風メトロイドヴァニア。
2段ジャンプやホバリング、潜水などのアップグレードパーツを獲得して探索範囲を広げて道を切り開いていく、探索モノの定番を押さえた低価格メトロイドヴァニア(520円)。日本語はないけど進行に影響は特になし。硬すぎず弱すぎずワンパターンでもない各エリアの戦闘バランスは程よく緊張感があり、暗かったり水没していたり届かなかったりのエリアをどうにかすると、その先に新しいアップグレードや道があるというMAPの構成により、探索を楽しませてくれて別の箇所への期待をも持たせてくれる。まさにメトロイドヴァニア。
詰まってしまうような謎解き要素や手間を要する仕掛けなどはなく、各エリアは広すぎず狭すぎずで機敏な移動速度とダッシュがあるから歩く“だけ”の時間が気になることもほとんどない。
とあるアップグレードのパーツを獲得すれば、ダッシュが攻撃力を持ちある程度ならばゴリ押しで進められるようになったり、どこからでもテレポートが使えるようになるなどの痒い所に手が届く配慮も良くできている。興味を引く物語や突出したゲーム要素はないけど、しっかりメトロイドヴァニアしてるからクリア時に達成感を得られるぐらいには楽しめる。
気になるのはボスのパターンがトードマンに毛が生えた程度の超単純で弱すぎる上に見栄えも演出もチャチなこと。弱いとはいえボス前にセーブがないところもあるなどボス関連だけがちょっとダメでした。
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