ゲームボーイのシレンを遊んだはなし。
7月、積みゲー崩しに飽きてきたところ、何を思ったか急にシレンをやりたくなり、遊んだことのないGB版の2作を手に入れて日がな一日クリアを目指していた。ゲームボーイがなくGBAで遊んだことで目へのダメージは相当だったけど、通算24回目の挑戦で1作目の月影村からの脱出に成功した。満足。他のシリーズと違い最終問題に相当するダンジョンでも50階までしかなく、天や地や合成などの装備を強化するアイテムも出が悪いから対策として装備の強化はあまり期待できない。
クリア時の武器でも「どうたぬき+5(ドレイン、一つ目)」、盾は「ヒャッキのたて+6(地雷、トド、やまびこ、カウンター)」という心許ない強化だったので、終盤は一撃で100近く食らったりギリギリの緊張感のあるままの脱出劇となった。
強化に期待が持てない以上は立ち回りで無駄な戦闘を避けたいところ。その点でGBの1作目は他のシリーズと違い通路も小部屋も画面内なら全て丸見えになっているから先読みが容易で立ち回りを考えやすいのが救いになる。その反面モンスターハウスは見えない罠を踏むことで発生するようになっていて部屋の中央で突然囲まれたりする独特のデメリットもある(透視でも見えない)。
画面内の情報が筒抜けとはいえ、元々の範囲が狭いから下手に足踏みすると倍速の敵に画面外からアッサリ詰め寄られるし強化はむずかしいしで気を抜けない緊張感は常に感じられた。
剣も盾もプラスの数値のほとんどは素材のものだったほど物理を強化で無力化することが困難だから、どんな状況にも対応できるような所持アイテムのバランスや取捨選択、探索か階段かなどに頭を悩ませる場面が最後まで続く。
GBなだけに攻略の選択肢の幅がなく奥深さに欠けるとは思うけど、強化がそれなりでもアークドラゴンなどの難敵がいないから正攻法が正攻法になるバランスになっていてコレはコレで良かった。同じような階が続いたり安定することで雑になることがなく進めれば進めるほど一手が重くなっていくローグライクを存分に楽しめた。
ちょっとしたことが取り返しのつかない事態になりムカつくことも山ほどあるローグライクだけど、それらの反省を糧にして知恵を蓄積・修正しながら距離を伸していく過程が達成感に変わる瞬間はやっぱり面白い。GBという数世代前のゲームではあったけどやってみてよかった。
ダンジョンは供養峠と月影村出口の2つ
- 供養峠10階で折り返し
- 月影村のしきたりでオロチへの生贄にされてしまったフミを救出しようと供養峠に向かったナギの救出
- 10階でナギを発見して歩いて1階まで連れ帰る
- 供養峠21階で折り返し
- 21階でオロチを倒してフミを救出
- ナギと同様に1階まで連れて帰るところからが本番
- 月影村出口から旅立ち
- フミを救出して月影村から旅立とうとすると何故か出口がダンジョンになっていて帰れなくなる
- 50階の踏破で脱出できるフェイの最終問題に相当する難関ダンジョン
- フェイの問題は100問
GB2もそのうち
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