『ドットホラーストーリー』の続編。
前作でショットガンの銃口を口につっこんでしまうほどに病んでしまった主人公プライスくんの脳内会議をホラー調の演出でゲーム化。
ジレンマやトラウマなどが原因でPTSDのような症状に陥り徹底的に病んでしまい、時折見えてしまう幻覚と現実の区別すら曖昧になってしまったプライスくんがどうなるのかを描く完結編。
バカになれない人の苦悩に満ちた脳内会議
会議では苦悩・強欲・理性・喪失・愛などの思考の分野が擬人化して様々な演出をもってプライスくんに働きかけをする。
自身の思考との対話や過去の断片的な記憶の追体験を繰り返しながら物語は紡がれ、そのまま闇に染まってショットガンの引き金を引くのか、苦悩に折り合いをつけ希望を得て立ち直れるのか、その答えを描いた続編なので発端となる前作のプレイは必須。
探索の要素やスライドパズルとかの簡単なパズルもあるが、範囲も狭く迷うようなところもなければ分岐もないシナリオ重視のADV。
エゴのため人として大切な何かを天秤に掛ける。間違えたことはしていなくともそこに葛藤を認識してしまう真っ当な人特有の苦悩を描く人間性の試金石。迎合しない個を持つ思考たちの脳内会議は見ごたえあり。
前作記事

【ADV】後悔は先に立ってくれないADV『DISTRAINT : Deluxe Edition」
【★★★】置かれた状況により簡単に移り変わる人間の脆弱な意思や現実の無慈悲ぶりが、ビックリホラーの演出と後悔先に立たずのシナリオでまとめられているADV。






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