動かせば新要素にぶつかる時間泥棒。
牧場生活ゲーのひとつ。お金の概念がなくアイテムは物々交換で手に入れるという特徴を持つ。収穫した作物や畜産物を交換所に持っていけば物々交換ができ、そこで新規に手に入れた種や動物から新たな作物なり畜産物を持っていくとまた別の交換が待っているという連鎖的に続く終わりのない仕組みで「次は何だろう」と興味を掻き立てられるので、目標を達成すると同時に次の交換にいやが上にも期待が膨らみ遊ばされてしまうデザインにやり込められた。何かをやれば必ずと言っていいほどに新しい展開に繋げてくれるし、「XXをYY個集めて交換しよう」などの面倒くさい稼ぎもなければ、「次はXXを作ってみよう」とレールを敷かれることもないので、自分でやりたいようにやった結果に新しいモノが節目節目で手に入るので楽しいこと楽しいこと。時間の経過を忘れて物々交換に明け暮れてしまうほどに隙がなかった。必要なくなった家畜は即座に交換したので常に殺風景な作業効率重視の牧場ではあったけど、それでも許される自由さも一気に最後まで突っ走らせてくれた。
不満点としては、牧場を荒らされないようにする為に犬を大量に育てる事を強要する点はやらされ感しかなかったし、その繁殖も犬や肉を思った場所に置くことが難しい操作性が面倒な気分に拍車をかけた。狩りも逃げたり隠れたり相手に取られたりで鬱陶しい。操作性が曖昧なのもちょっと問題。資材や作物を農場に置く際はボタンを押すと目の前に落とすが思い通りに所へ行くかは分からない。うまくいかなければ拾ってやり直しの繰り返しとなる。その場所からボタンを押すとどこへ行くかの予測表示なんかがあればよかった。
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