ジャンピング・フラッシュの3作目。
君たちは厳しい採用試験に合格し、晴れて宇宙市役所の職員となった。「みなさまの公共機関」宇宙市役所の使命は、宇宙に住むすべての人々の平和で安全で健康的で文化的な生活を守ることである。
概要
- とびゲーの魅力はそのままにミッションクリア型に様変わりした、一人称視点ACT『ジャンピングフラッシュ』のシリーズ3作目
- ハナウマ星のマップ上に散らばっている依頼人から細かい依頼内容を聞き、依頼を受けてアクションモードでそれを解決していく
3段ジャンプでビュンビュン飛ぶジャンプゲー
『ジャンピングフラッシュ』が1~2のステージクリア型から人々の依頼をこなしていくミッションクリア型に変わった。ミッションクリア型になったことでクリア条件が明確になり、シリーズ特有の3段ジャンプや新要素の急降下を使うギミックがふんだんに盛り込まれて従来の作品より遊びの幅が大いに広がった。グラフィックも綺麗になりフルボイス演出で見て聞く楽しさも付け加えられていて、ハナウマ星人から世間話や噂話を聞かされる依頼イベントのデモシーンであり、ムームー星人やあきひこくん、特別任務特別捜査隊DOTなどの個性豊かな登場人物それぞれもハナウマ新聞で紹介されて掘り下げてくれるので個をしっかり感じられる。ゲーム全体から存在感のあるユルいテイストを表現する世界観の完成度の高さも魅力のひとつ。
ミッション内容は、「風に飛ばされた洗濯物を取ってきてくれ」「酒の肴の焼き鳥が欲しい」「野菜を狙うモグラを退治してくれ」といった世界設定に沿ったユルいものが勢ぞろいで、主観視点のアクションパートでジャンプを駆使して空高く飛び上がりこなしていく。「焼き鳥」の依頼では、飛んでくる焼き鳥用の鳥を連続で踏みつけて落としていき、その数で評価が変わる。「モグラ退治」では、急降下で衝撃を与え地面に潜っているモグラを飛び出させて退治する。他にも、足場を伝って高い所に登って引っかかった洗濯物を取り込んだり、落ちたら終わりの空中で小さな足場を伝って目的地へ飛んでいくなど、独特のスリルと浮遊感が盛り上げてくれる。
個性豊かなハナウマ星の人々から依頼を請けて解決していく
依頼を処理すると依頼ごとに「○」、「◎」の評価がされ、「◎」評価を多くすることで新たな依頼が増えていく。評価のポイントは、迷子を家まで送り届けているのに水の中に飛び込んだり、踏まなければならない足場を飛ばしていたり、単に時間をかけすぎだったりで下がっていく。依頼は全部で48件。- アクションは□で通常攻撃、×でジャンプ(最大3段)、◎でボム、ジャンプ中に△で急降下のみ
- 足場から落ちたり体力が無くなるとゲームオーバーとなるが、コンティニューは無限でペナルティも無い
まとめ
アクションの特色が強化された全48件のミッションクリア型への変貌は成功していると思う。この世界ならなんでも許せてしまうような雰囲気に浸らせてくれる設定の掘り下げと、ジャンプの浮遊感や急降下の快感は健在のままパワーアップされたアクションで、ホップ・ステップ・ジャンプの進化を遂げていると感じさせてくれたシリーズの集大成。・フルボイス
・会話パートスキップ可能
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