
自分で整備できるアンドロイドとの生活。
- マリオネット(アンドロイド)とコミュニケーションで絆を深め、開発したパーツを組み込み性能を上げて育てていく育成物のギャルゲー
- 機械的な反応が段々と感情豊かになる様や、絆が深まると発生するイベントが特徴
ゲームの目的
主人公のマリオネット技術者としての能力を第一人者に見極めてもらうために育成するという基本ストーリーがあり、半年間の同居生活の中で様々なことを経験させて絆を深めつつ、パーツの開発を行いマリオネットの性能と自身の技術者としてのレベルを上げていく。- やることは主に3つ
- コミュニケーションでマリオネットとの絆を深めていく
- 開発したパーツをマリオネットに組み込み性能を上げ、仕事や開発で自身の技術者としてのレベルも上げていく
- マリオネットと外出をしてイベントを回収する
1・コミュニケーション
「天気」「海」「名前」などの話題でコミュニケーションをするとKIZUNA値(好感度)が上がる。
KIZUNA値は、一定値に達するごとにマリオネットの表情や言動が変化する育成要素であり、イベントやEDのフラグにも影響する重要な要素である。
KIZUNA値は、一定値に達するごとにマリオネットの表情や言動が変化する育成要素であり、イベントやEDのフラグにも影響する重要な要素である。
初期状態のオンボロパーツではKIZUNA値の上限が低いので、開発で性能を上げていかなければならないというゲーム的な紐付けがされている。
2・パーツ開発
街で素材を買って自宅のラボで設計・開発をする。
設計は作成に必要な部品を2~3選択して組み合わせる既存の調合ゲームのシステムなので親しみやすい。
設計は作成に必要な部品を2~3選択して組み合わせる既存の調合ゲームのシステムなので親しみやすい。
設計図(要するにレシピ)は人に聞いたり店に売っているものを購入するが、事前に知っていればそれらは必要無いので、買ってメモしてロードするなんてこともあり。
開発はレシピ通りの素材を用意して実行コマンドを押せば自動で行われる。主人公の工学レベル次第では失敗して素材を消失するため、レベルが足りないと思えば納品や収集などの仕事で開発の合間にレベルを上げておこう。
開発に成功したパーツは全身に21箇所ある交換部位に組み込むことが可能。
各パーツには耐久度があり、ゼロになるとマリオネットは故障する。その部分のパーツを交換すると復帰できるが、当然故障はKIZUNA値が下がるため定期的なメンテナンスが必要となる。
開発はレシピ通りの素材を用意して実行コマンドを押せば自動で行われる。主人公の工学レベル次第では失敗して素材を消失するため、レベルが足りないと思えば納品や収集などの仕事で開発の合間にレベルを上げておこう。
開発に成功したパーツは全身に21箇所ある交換部位に組み込むことが可能。
各パーツには耐久度があり、ゼロになるとマリオネットは故障する。その部分のパーツを交換すると復帰できるが、当然故障はKIZUNA値が下がるため定期的なメンテナンスが必要となる。
3・休日と祝日はマリオネットと外出でイベント回収
休日はマリオネット同伴での外出が可能となり、KIZUNA値などの条件を満たしたうえでの外出だと海や山へ遠出をするイベントが起こる。イベントの発生条件は前述のコミュニケーションでの話題選択とKIZUNA値が関わっている。
序盤の機械的だったり人間的だったりする基本人格の全く安定しない姿に呆気にとられるところから、内職で自分の工学レベルを上げつつお金を貯め、時には失敗もするがパーツ開発でマリオネットにより良いパーツを組み込み性能を上げていく。それと同時に日々のコミュニケーションも欠かさずに繰り返し続けることで徐々に絆が育まれていき、最終的には人間と同じような反応を返してくれる姿に愛着が持てるようになる。過程は苦労の連続だが育成が実った時の達成感はひとしお。
- 主人公の光学レベルやKIZUNA値によってEDが3段階に変化する
- 攻略対象キャラはマリオネット以外に人間が2人いる
同居生活で仲良くなる過程を実感
KIZUNA値が上がる毎にマリオネットの表情や言動が変化していき、最終的には人間と同じようになっていく様は嬉しいもの。序盤の機械的だったり人間的だったりする基本人格の全く安定しない姿に呆気にとられるところから、内職で自分の工学レベルを上げつつお金を貯め、時には失敗もするがパーツ開発でマリオネットにより良いパーツを組み込み性能を上げていく。それと同時に日々のコミュニケーションも欠かさずに繰り返し続けることで徐々に絆が育まれていき、最終的には人間と同じような反応を返してくれる姿に愛着が持てるようになる。過程は苦労の連続だが育成が実った時の達成感はひとしお。
この類いにありがちなネタである“自分は機械だ”という葛藤も用意してあるが、マリオネットは随分と前向きなので全く活用されることはなく、仕事を終えて家に帰って会話して寝るという普通の生活を共に過ごす日々が続く。
当たり前だがそんな普通の暮らしには起伏が無く、イベントの発生タイミングも外出や帰宅など決まりきっているので、これといった山場を感じられないコミュニケーションや開発の地味な作業が続くという難点も浮き彫りにしている。ゲームとしてはかなり地味。
その他の難点
1.ゲーム期間が半年という長尺の割に、約140というイベント数は少なく、中盤以降は何も起こらない日々が続く。テキストスキップもあり自宅に帰ればすぐに就寝して日付を飛ばせるのでテンポ自体は悪くないが、期間は3か月位にまとめてもよかったんじゃないかと思える冗長ぶり。同じイベントが起こったりもするし、もう少しシェイプアップできたはず。
2.アルバムモードが不親切。
2.アルバムモードが不親切。
髪色や服装、ボディパーツなどで画像の欄がそれぞれ分けられており、埋めるためには各パーツを身に着けた状態でイベントを起こさなければならない。全部埋めることが困難、というか無理。
3.パーツを組み込んで性能を上げても、KIZUNA値以外はマリオネットに影響しない。
3.パーツを組み込んで性能を上げても、KIZUNA値以外はマリオネットに影響しない。
つまるところフラグに影響するKIZUNA値の上限を増やせるCPUさえ作ればいい。パーツや性能がイベントのフラグに関わることは非常に少ない。何のための開発なのか……。
まとめ
抑揚のない作業ギャルゲー。育てれば毎日の同居生活で愛着は湧くと思うので、作業を繰り返すゲームが嫌いでない、マリオネットの絵が嫌いでない、そういう人には楽しめそう。
・テキストスキップあり
・アルバムモードあり
・コミュニケーション中に出てくる単語の補足説明以外は声あり
・主人公、マリオネットの名前変更可能
移動時に誰がどこにいるかアイコンで表示され、既読未読判別のテキストスキップはブラッシュアップされたが、前作と同じような物を期待すると開発もギャルゲーもガッカリさせられることは間違いない。
・テキストスキップあり
・アルバムモードあり
・コミュニケーション中に出てくる単語の補足説明以外は声あり
・主人公、マリオネットの名前変更可能
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マリオネットカンパニー2
概要
前作を踏襲している点はコミュニケーションだけで完全なる別ゲーム。- 前作にあったパーツ開発関連の要素が簡略化されたので、攻略対象キャラにマリオネットがいることが特徴なだけの典型的な学園物のギャルゲーになった
- 店で売っているCPUやクーラーを組み込んだりボディや燃料タンクなどの交換をするだけで、自分で設計や開発をするという要素は完全に無くなっている
- ギチギチのフラグ難易度が異常なので攻略情報は必須
移動時に誰がどこにいるかアイコンで表示され、既読未読判別のテキストスキップはブラッシュアップされたが、前作と同じような物を期待すると開発もギャルゲーもガッカリさせられることは間違いない。
開発云々は期待外れの変貌を遂げ、ギャルゲーとしてはフラグ立てが攻略情報前提でないとクリア不能な超絶難易度になり、罠としか思えない逆張り選択肢の意地悪もあるなど、何を考えたらこんな別ゲーにできるのか理解に苦しむばかり。
特徴をつぶして遊びにくさも加えたが、上乗せされたものがほとんどない地獄のようなゲーム。
・攻略対象は6人で内2名がマリオネット
・主人公、マリオネット共に名前変更可
・コミュニケーション時の補足説明以外はフルボイス
・既読スキップあり
・アルバム機能あり

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