アンドロイドと同居生活。
- マリオネット(アンドロイド)とコミュニケーションで絆を深め、開発したパーツを組み込み性能を上げて育てていく育成物のギャルゲー。
- 機械的な反応が段々と感情豊かになる様や、絆が深まると発生するイベントが特徴。
ゲームの目的
主人公のマリオネット技術者としての能力を第一人者に見極めてもらうために育成するという基本ストーリーがあり、半年間の同居生活の中で様々な事を経験させて絆を深めつつ、パーツの開発を行いマリオネットの性能と自身の技術者としてのレベルを上げていく。- やることは主に4つ
- コミュニケーションでマリオネットとの絆を深めていく
- 開発したパーツをマリオネットに組み込み性能を上げていく
- 仕事や開発で自身の技術者としてのレベルを上げていく
- マリオネットと外出をしてイベントを回収する
「天気」「海」「名前」といった話題を選択してコミュニケーションをすることによりKIZUNA値(好感度)が上がる。
KIZUNA値が一定値に達するごとにマリオネットの表情や言動が変化する育成面であり、イベントの発生条件やEDといったフラグにも影響する重要な要素であるが、初期状態ではKIZUNA値の上限が低いので、パーツの開発で性能を上げていかなければならないというゲーム的な紐付けがされている。
KIZUNA値が一定値に達するごとにマリオネットの表情や言動が変化する育成面であり、イベントの発生条件やEDといったフラグにも影響する重要な要素であるが、初期状態ではKIZUNA値の上限が低いので、パーツの開発で性能を上げていかなければならないというゲーム的な紐付けがされている。
パーツ開発。
街で素材を買い自宅のラボで設計をして開発する。
設計は作成に必要な部品を2~3選択して組み合わせるだけのことで、既存のアイテム調合ゲームのシステムと同じ親しみやすいもの。
設計図(要するにレシピ)は人に聞いたり店に売っているものを購入することになるが、事前に知っていれば買う必要も聞く必要も無いので、買ってメモしてロードするなんてこともあり。
設計が済んだらあとは開発をしてパーツを作る。
開発は実行コマンドを押せば自動で行われるが、主人公の工学レベル次第では失敗して素材を消失するため、知り合いから納品や収集などの仕事を請け負いながら開発の合間にレベルを上げていく。
開発に成功したパーツは全身に21箇所ある交換部位に組み込むことが可能。
各パーツには耐久度があり、どこか1つでもパーツの耐久度が0になるとマリオネットは故障するが、その部分のパーツを交換すると復帰する。当然、故障はKIZUNA値が下がるため定期的なメンテナンスが必要となる。
設計は作成に必要な部品を2~3選択して組み合わせるだけのことで、既存のアイテム調合ゲームのシステムと同じ親しみやすいもの。
設計図(要するにレシピ)は人に聞いたり店に売っているものを購入することになるが、事前に知っていれば買う必要も聞く必要も無いので、買ってメモしてロードするなんてこともあり。
設計が済んだらあとは開発をしてパーツを作る。
開発は実行コマンドを押せば自動で行われるが、主人公の工学レベル次第では失敗して素材を消失するため、知り合いから納品や収集などの仕事を請け負いながら開発の合間にレベルを上げていく。
開発に成功したパーツは全身に21箇所ある交換部位に組み込むことが可能。
各パーツには耐久度があり、どこか1つでもパーツの耐久度が0になるとマリオネットは故障するが、その部分のパーツを交換すると復帰する。当然、故障はKIZUNA値が下がるため定期的なメンテナンスが必要となる。
休日と祝日はマリオネットとおでかけ。
休日はマリオネット同伴での外出が可能となり、条件を満たしたうえで同伴で出かけると、海や山へ遠出をするイベントが起こる。イベントの発生条件は前述のコミュニケーションでの話題選択とKIZUNA値が関わっている。
序盤の機械的だったり人間的だったりする基本人格の全く安定しない姿に呆気にとられるところから、内職で自分の工学レベルを上げつつお金を貯めて、時には失敗もするがパーツ開発でマリオネットにより良いパーツを組み込み性能を上げ、日々のコミュニケーションを欠かさずに繰り返し続けることで徐々に絆が生まれて大きくなっていき、最終的には人間と同じような反応を返してくれる姿に愛着が持てるようになる過程は育成のしがいがあり楽しい。
この類の話にありがちなネタである自分が機械だという葛藤なんかも用意してあるが、マリオネットは随分と前向きなので感動や泣かせるという要素は全くと言っていいほどに無く、家に帰って会話して寝るという普通の生活を淡々と過ごすので生活感があって徐々に愛着が出てくる。
しかしその反面、仕事から帰って会話か開発をするという普通の暮らしには起伏が無く、イベントの発生タイミングも外出や帰宅など決まりきっているので、これといった山場を感じられない地味な作業という難点も浮き彫りにする。
2.アルバムモードが不親切。髪色や服装、ボディパーツなどで画像の欄がそれぞれ分けられており、埋めるためには各パーツを身に着けた状態でイベントを起こさなければならない。全部埋めることが困難、というか無理。
3.沢山あるパーツを組み込んで性能を上げても、KIZUNA値以外は大してマリオネットの言動に影響しないこと。言ってしまえばKIZUNA値の上限を増やせるCPUさえ作ればいいだけ。パーツや性能がイベントのフラグに関わることはかなり少ない。何のための開発なのか……。
・テキストスキップあり
・アルバムモードあり
・コミュニケーション中に出てくる単語の補足説明以外は声あり
・主人公、マリオネットの名前変更可能
前作を踏襲している点はコミュニケーションだけで完全なる別ゲーム。
移動時に誰がどこにいるかアイコンで表示され、既読未読判別のテキストスキップもあるシステム面は悪くないが、前作と同じような物を期待すると開発もギャルゲーもガッカリさせられることは間違いない。
開発云々は期待外れの変貌を遂げ、ギャルゲーとしてはフラグ立てが攻略情報前提でないとクリア不能な超絶難易度になり、罠としか思えない逆張り選択肢の意地悪もあるなど、何を考えたらこんな別ゲーにできるのか理解に苦しむ。
特徴をつぶした上にゲームとしてもイかれたものになった。
・攻略対象は6人で内2名がマリオネット
・主人公、マリオネット共に名前変更可
・コミュニケーション時の補足説明以外はフルボイス
・既読スキップあり
・アルバム機能あり
- 主人公の光学レベルやKIZUNA値によってEDが3段階に変化する
- 攻略対象キャラクターはマリオネット以外に人間が2人いる
毎日一緒に暮らすので仲良くなる過程を実感
KIZUNA値が上がる毎にマリオネットの表情や言動が変化していき、最終的には人間と同じようになっていく様は嬉しいもの。序盤の機械的だったり人間的だったりする基本人格の全く安定しない姿に呆気にとられるところから、内職で自分の工学レベルを上げつつお金を貯めて、時には失敗もするがパーツ開発でマリオネットにより良いパーツを組み込み性能を上げ、日々のコミュニケーションを欠かさずに繰り返し続けることで徐々に絆が生まれて大きくなっていき、最終的には人間と同じような反応を返してくれる姿に愛着が持てるようになる過程は育成のしがいがあり楽しい。
この類の話にありがちなネタである自分が機械だという葛藤なんかも用意してあるが、マリオネットは随分と前向きなので感動や泣かせるという要素は全くと言っていいほどに無く、家に帰って会話して寝るという普通の生活を淡々と過ごすので生活感があって徐々に愛着が出てくる。
しかしその反面、仕事から帰って会話か開発をするという普通の暮らしには起伏が無く、イベントの発生タイミングも外出や帰宅など決まりきっているので、これといった山場を感じられない地味な作業という難点も浮き彫りにする。
その他の難点
1.半年間の割には約140というイベント数は少なく、中盤以降は何も起こらない日々が続くことがある。テキストスキップもあり自宅に帰ればすぐに就寝して日付を飛ばせるのでテンポ自体は悪くないが、期間は3か月位にまとめてもよかったんじゃないかと思える冗長ぶり。同じイベントが起こったりもするし、もう少しシェイプアップできたはず。2.アルバムモードが不親切。髪色や服装、ボディパーツなどで画像の欄がそれぞれ分けられており、埋めるためには各パーツを身に着けた状態でイベントを起こさなければならない。全部埋めることが困難、というか無理。
3.沢山あるパーツを組み込んで性能を上げても、KIZUNA値以外は大してマリオネットの言動に影響しないこと。言ってしまえばKIZUNA値の上限を増やせるCPUさえ作ればいいだけ。パーツや性能がイベントのフラグに関わることはかなり少ない。何のための開発なのか……。
まとめ
抑揚のない作業ギャルゲー。育てていけば毎日の生活で愛着は湧くと思うので、作業を繰り返すゲームが嫌いでない、マリオネットの絵が嫌いでない、そういう人には楽しめそう。・テキストスキップあり
・アルバムモードあり
・コミュニケーション中に出てくる単語の補足説明以外は声あり
・主人公、マリオネットの名前変更可能
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マリオネットカンパニー2
- 前作にあったパーツ開発関連の要素が簡略化されたので、攻略対象キャラにマリオネットがいることが特徴なだけの典型的な学園物のギャルゲーになった
- 店で売っているCPUやクーラーを組み込んだりボディや燃料タンクなどの交換をするだけで、自分で設計や開発をするという要素は完全に無くなっている
- ギチギチのフラグ立ての難易度が異常なので攻略情報は必須
移動時に誰がどこにいるかアイコンで表示され、既読未読判別のテキストスキップもあるシステム面は悪くないが、前作と同じような物を期待すると開発もギャルゲーもガッカリさせられることは間違いない。
開発云々は期待外れの変貌を遂げ、ギャルゲーとしてはフラグ立てが攻略情報前提でないとクリア不能な超絶難易度になり、罠としか思えない逆張り選択肢の意地悪もあるなど、何を考えたらこんな別ゲーにできるのか理解に苦しむ。
特徴をつぶした上にゲームとしてもイかれたものになった。
・攻略対象は6人で内2名がマリオネット
・主人公、マリオネット共に名前変更可
・コミュニケーション時の補足説明以外はフルボイス
・既読スキップあり
・アルバム機能あり
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