食事処の調理場をゲーム化。
- アナログスティックを使った工程で料理を作り、客を満足させて店を繁盛させる全9面ACT
- 時間をかけすぎると料理は失敗するし客も怒って帰るリアルタイムの中、食い逃げやゴキブリのようなおじゃまが割り込んできたりする慌しくも面白い対戦も魅力
注文通りに料理を作って店の評価を「サイコー」にする
来店した客から注文がくるとオーダー欄に品名のアイコンが表示される。そのアイコンは常に左に移動し続け、料理が間に合わずアイコンが画面外に出てしまうと客は怒って帰ってしまい店の評判が大きく下がってしまうので、プレイヤーはアイコンが画面外に出るまでに料理を作り、客を満足させて店の評判を上限の「サイコー」に上げることがゲームの目的となる。客は途切れることなく来店するリアルタイム進行なので、慣れるまではかなり忙しくあたふたさせられる。その最たる理由は全ての調理をコントローラのアナログスティックで行うという操作性にある。難解なだけに練習を繰り返したその先に華麗なスティック捌きで切り抜けることが爽快なゲームプレイを与えてくれる。
アナログスティック調理
調理は左右のアナログスティックを使って行うが、その操作はデタラメなものではなく、なんとなくでも実際の調理に合わせてある。調理方法には「切る」「混ぜる」「皮をむく」「うどんを踏む」「モチをつく」など様々な工程がある。例えば「切る」場合、左スティックで添えた手を左に動かしつつ、右スティックで包丁を下に動かして切るといった具合。ひとつの料理に工程は1~4ほどあり、ラーメンなら「切る」「茹でる」「味付け」の3工程となる。各工程で1~10の評価がされ、料理を作ってお客さんに出した際に評価の数値次第で店の評判ゲージが増減する仕組み。切る回数が少なくて野菜がゴロゴロしていたり、手を切って食材に血が付いたり、茹でる時間が長すぎて麺がグズグズだったり、炒めたりする時間が長くて焦げたり……、キチンと工程通りに作らなければ料理を出したところで評価は下がるので、早く注文をさばくために手抜きで工程をちょろまかすのではなく、いかに早く確実に作りお客さんを満足させるかが重要となる。同じ品目の場合は、茹でる・炒めるなどの鍋やオーブンを使用する工程は一度にまとめられるので、効率を考えてどの注文から捌くのが良いかの見極めもレベルアップが求められる。
おじゃまと対戦プレイ
調理の合間にオーダーの欄に「おじゃま」である「酔っ払い」や「食い逃げ」、酷いものでは「ゴキブリ」が出てくることがあり、これらおじゃまも調理同様にアナログスティックを使って処理をしなければならない。おじゃまの種類は「酔っ払い」「食い逃げ」「皿洗い」「両替」「ゴキブリ」の5種類があり、おじゃま毎にそれぞれアナログスティックの操作は異なり、例えば「酔っ払い」ならアナログスティックで黒電話のダイヤルで110番をして警察を呼ぶ、「皿洗い」ならスティックを回転させてスポンジを動かして皿を洗うなどになる。
オーダーにおじゃまの「両替」があるとお客さんがレジで足止めをされて帰れず評価が徐々に下がり、酔っ払いがいるとオーダー欄のアイコンの移動速度があがり、ゴキブリをスリッパで潰すのにモタモタと時間をかけすぎるとホールに飛んで行ってお客さんがみんな帰って評価がた落ちしたり、色んなデメリットがあるので出来るだけ早めに対処しなければならない。まさにおじゃま。
評価が「サイコー」になるとボス戦となる。対戦は上下に画面が分割され、これまで同様に店を切り盛りして戦い、先に自分の評価を「サイコー」にするか、相手の評価を「サイテー」にまで落とすと勝利となる。着実に料理を作り評価を上げるのは当然として、工程をまとめて一度に複数人のオーダーを捌くと人数に応じたおじゃまを送り付ける攻撃ができる。通常プレイと同じ仕様で駆け引きが生まれるためボス戦も対戦プレイも白熱する。
0 件のコメント:
コメントを投稿