音声を聴くだけの戦隊ものADV。
- 主人公の新条咲慧を操り、メタモルVを指揮して悪の組織から地球を守る戦隊物ADV
- 主人公はメタモルレッドで、仲間にブルー、イエロー、ブラック、パープルの4人がいる
- 選んだ選択肢や戦闘の成果などでメタモルVメンバーからの信頼度が上がりエンディングが変化する
話を聴くだけで、プレイヤーのできることは下記の2つ
立ち絵に下部テキストウィンドウの一般的な構成ではなく、テキストはなく立ち絵のみの演出で音声を聞かせるのが特徴。会話パートでプレイヤーのやることは、会話中での肯定や否定の意思表示、感情表現のボタン操作のみ。- 新会話システムALIS
ストーリーの会話の途中で主人公の頭上にALISマークが表示されることがあり、この時に方向キーを押すと押した方向で主人公の対応を強気、弱気、冷静に変化させることができる。それにより会話内容と各メンバーの主人公に対する信頼度の上昇値が変わる。
- 肯定/否定
会話の途中でL1ボタンを押すと肯定、R1ボタンを押すと否定の反応を返すことができ、これらをタイミングよく押すと仲間の主人公に対する信頼度が上がる。
各話のラストは戦隊ものらしく悪役と戦闘
戦闘はメタモルVメンバーの中から攻撃をするキャラと技を選ぶだけのターン制で、何度か攻撃を繰り返して相手に一定のダメージを与えると、自動的に決め技の「カラードジェネシス」が発動して戦闘が終了し、どれだけ戦闘を早く終わらせたかどうかで仲間の主人公に対する信頼度の上昇値が変化するようになっている。戦闘は取って付けたような出来レースなので間違ってもゲーム性を期待してはいけない。- 攻撃の演出のスキップはできない
- 戦闘に勝利すると話が完結して次の話に進む
- 話数は6話+特別編の計7話
- 最終的に好感度の一番高いキャラとのエンディングになる
ドラマCDです
メタモルⅤメンバーは全員小学生で、変身するとなぜか大人になるという設定。内容は戦隊ものらしく悪さをする敵が現れて問題が起こり、メタモルⅤに変身してやっつけていくというそれ。各メンバーには悩みや葛藤があり、敵を倒すまでの過程にそのエピソードを絡ませる成長と仲間と乗り越える絆の要素が盛り込まれた定番の物語展開となる。例えば、ブルーは過去に自分の失敗で一代目レッド(咲慧は二代目)にケガを負わせてしまいメタモルⅤとしての活動を休職していたり。定番のノリはしっかり押さえてあるので、子供時代に戦隊ものを見てた人なら誰でも楽しめそう。
各話は数十分から一時間程度で終わり、ALISや肯定否定は放っておいても構わない程度のものなので操作の必要も殆どない。肝心の内容は誰もが一度は見たことがあるであろう戦隊物で、主人公も仲間もみんな同性なので恋愛要素などもなく、純粋に悪役が登場してやっつけるという基本の流れをしてくれる。ベタな戦隊ものが600円で聴けると思えば悪くはない。かも。
- 誰と一緒に行動するかの選択次第で多少の分岐があるが基本は一本道
- テキストは一切表示されず音声のスキップも出来ない
- 全員分のEDを見るとおまけモードが解放される
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