【世界地図作成】Neo ATLAS2【大航海時代】

★★★★★ PS1 SLG ゲームアーカイブス ストラテジー


大航海時代の地図作りSLG。

舞台は大航海時代。プレイヤーは貿易商人となり、国王からの援助金や貿易で得た利益をもとに船団を組織して、雲に覆われた未知の新世界を探検航海で切り開いて世界地図を作成するSLG。航海による地図の完成以外にも、世界中に点在する遺跡の謎を解明するイベントや財宝などの図鑑要素も用意されている。

船団を組織して雲に覆われた未知の空間を調査させる


初期の段階で確定している範囲は西ヨーロッパ近辺のみで、その他の部分は雲で覆われている。プレイヤーは船団を組織して、この雲に覆われている部分の地図を確定させていく事になる。

船団の組織は提督を選択して船を買い与えるのみで、調査は世界地図上でルートを設定して船団を向かわせるだけで済む。設定した範囲の調査を終えると帰港した船団の提督から調査報告を聞くことになり、その報告をプレイヤーが「信じる」か「信じない」かを判断する選択肢が出る。報告を信じるとその内容がそのまま地図に書き込まれて調査した範囲の地図が確定し、信じなければ再度調査に向かわせる事になる。報告を信じずに再度調査に向かわせると前回とはまったく違った報告になることもあり、それによって現実に沿った地図を作る事も自分なりのオリジナルの地図を作り上げることもできる。これが特徴。雲に覆われた部分をゼロにして地図を完成させるとゲームクリアとなる。
  • 調査で発見した陸地には新たな街やそこの産物、遺跡や動物などが見つかることがあり、ゲーム内の図鑑に載せていくというコレクション要素もある
  • 遺跡などの特定の場所には赤いリボンの印が付いている場合があり、そこに提督を調査に向かわせると新たなイベントが発生する
  • ゲームスピードを3段階で変更できる(遅い、普通、速い)

貿易をして資金を稼ぐ


▲とんでもない額が動く
確定された部分が広がっていくと、船の航続距離の問題で満足に調査ができなくなったり、海賊や怪物などに襲われてしまうため能力の高い船が必要となってくるが、当然そういった船は高価な物になっている。そこで新たな船の購入費や修理費、随時追加される提督への報酬などに使う資金調達のために貿易を行わなければならない(資金が底をつくとゲームオーバー)。

貿易は街の産物を別の街の産物と交換する形で行われ、貿易に使用する2つの産物と、商品を運ぶために使う船と航路を決めるだけで自動で行われる。この際に、特定の組み合わせの産物を交易していると、副産物としてそれらを利用した新たな加工品が誕生することがある。加工品の大半は高値で取引されるので、大きな利益を生みだしゲーム進行を手助けしてくれる要素となる。
  • 加工の例
    • カカオとサトウキビ=チョコレート
    • チョコレートとシナモン=シナモンチョコレート
    • 硫黄と硝石=火薬
    • 鉄と火薬=鉄砲

常に発見の中毒性

淡々と地図をつくっていく作業的なゲームだが、未開の地に航海に向かえば新世界が必ず拓けて、街や遺跡、宝箱といったものも矢継ぎ早に発見できるので常に発見の連続で前に前に気持ちは向かっていく。現実にあるXXの国を出したい、すべての遺跡や遺産を発見したい、副産物同士で儲けたい、陸地の形には拘りたい、そういったことを考えだすと何時間も経ってしまう程に熱中できる。ある程度地図が完成された終盤は雲に覆われた海を延々と晴らしていくことになってしまいがちだが、そこに至るまでの発見の連続は間違いなく遊びとして楽しい。おすすめ。

・テキストスキップなし
・チュートリアルあり
・ゲームスピードを3段階で変更可能
・図鑑を引き継ぐ

ScreenShot


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