萌え要素の集合体。
システムは整っているSRPG
主人公の性別を選択できて性別に関係なくキャラ別イベントがあるのが大きな特徴。街で買い物をしたりできる自由行動モードでは誰がどこに居るかはミニキャラで表示され、イベントが起こる場合は「EVENT」アイコンが出るようになっている遊び易さはよくできている。
戦闘システムは敵味方交互のターン制で、ユニットは移動と行動(攻撃やアイテム)が1回ずつ可能なスタンダードなもの。レベルアップはステージクリア後に参加キャラに経験値を振り分けて上げていき、レベルを上げると3ポイントを各ステータスに振り分けて自分で育成方針を決めることができる。
夜会話で個別イベント
会話と戦闘を終えると章の最後に仲間キャラ1人と会話をして好感度をあげることができ、全25話を終えた時点で好感度の最も高いキャラとのエンディングになる。また、特定キャラとのエンディングに辿り着いたクリアデータがあると番外編が遊べるようにもなる。キャラ萌えだけあればいい人向け
敵のほぼ全てが待ちタイプの戦闘は考えることがない力押しでしかないし、表情しか変化しない立ち絵が左右にスライドして戦う紙芝居演出も味気ない。キャラは萌え要素を入れるだけ入れた欲張りセットで、顔立ちの良い悪役は特にお咎めも受けず仲間入りしたり、「草原で戦ったら自然や動物たちがかわいそう」などと言う非戦闘員のヒロインとか、住んでた村を破壊した奴と一緒なんてお断りだと言ったら空気読め扱いされてしまうなど、ツッコミどころを挙げるとキリがないレベルのシナリオを演出している。
しかし、巫女に獣にメイドなど、萌え要素の権化キャラ群は壮観で、実はそのメイドさんは■■などの詰め込みぶりも清々しいほどに狙っていて面白いし、夜会話で掘り下げられる20名程度の会話内容も期待を裏切らないものばかりなので、萌え以外を度外視した個性先行キャラでも愛せるのなら萌えゲーとして楽しめると思う。ただ、キャラ別EDは全員分用意されているのに夜会話の仕様上同時攻略が難しく、主人公の性別が違ってもストーリーは同じで周回が辛いのは問題。キャラ萌えさえあれば難点も愛せるというひとに。
・フルボイス
・テキストスキップあり
・周回時に一部アイテムを引き継ぐ
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