【ゲームアーカイブス】ヒロインドリーム2【ギャルゲー】

★★★ PS1 SLG ゲームアーカイブス 育成


パラ上げヒロイン育成SLG。

絶えて久しい本当の意味でのスターを育てるヒロインプロジェクト。
プレイヤーはスター候補「御前静」のディレクターとして3年間の育成スケジュールを組み、オーディションなどに出場させて静の評価を積み上げトップスターに育て上げることを目指す。
主人公はディレクターとしての力が未知数ということもあり、ゲーム中での肩書は「ディレクター」ではなく「私立探偵」とされ、御前静とはディレクターとして顔を合わせないのは前作主人公の占い師と同じ。

毎週のスケジュールを選択してパラメータを上げる

育成は週毎に指導者と指導方針(やさしい、スパルタなど)を選ぶだけの古典。
指導者はゲームを進めていくと次々に増えていき、それぞれに増減するパラメータの倍率は違うので、どの方向に御前静を伸ばしたいかを考えてスケジュールを組む必要がある。
  • 御前静がヒロインになるか、他の候補者のイベントをこなしていればその候補者のEDになる
  • 御前静はパラメータ次第でエンディングのその後が変わる
  • 追加された指導者は2周目以降に持ち越せる

『ヒロインドリーム』の2作目

『ときめきメモリアル』のように1週間単位のコマンド選択でパラメータを上げる育成SLG
ヒロインを育てるという名目のゲームよろしく、モデルなどのオーディションで合格させることに成功した場合、その仕事ぶりが一枚絵で表示されるようになっているのが特徴。

前作と同様に、ディレクターとして候補者と会うことのできない関係のため恋愛的なイベントは薄いが、成功した喜びや失敗の挫折、葛藤やスランプの相談といった育成感を刺激するイベントはあるので、育てた子が結果を出し、徐々に心を開いてくれる様はやはりうれしいものである。

前作と同様に主人公の意味をなさない探偵設定は疑問ではあるが、前作の不満点のひとつであった音声の聞き直しのシステムは整えられたし、周回をすれば指導者やアイテムで育成が楽になっていくシステムも入り、育成SLGとして多少なりともブラッシュアップはされている
テキストのない音声のみの尖った特徴はそのままだが、前作が楽しめたのなら問題なく楽しめる

・フルボイス
・音声スキップ可
・音声の聞き直し可

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