【ゲームアーカイブス】LSD

PS1 SLG ゲームアーカイブス 雰囲気


ゲームの定義から外れた何か。

ドリームエミュレーターという名の夢の世界の散策ゲーム……らしい。
内容は主観視点で訳の分からない夢の世界を歩くだけ。歩き回って辺りに置いてあるオブジェや化け物に触れるとワープするが、その物体は文字がびっしり書かれた壁、近づくと首がポロリと落ちる人間、唇お化け、両手を広げて走り回る天狗、子泣き爺や目玉オヤジといった触れたくないものばかりで気持ち悪い。これはナイトメアエミュレーターの間違いなのではないか。

クリーチャーと接触してワープをしたからといってその先に何かがあるわけではなく、ワープ先でも同じように得体の知れないモンスターに触れて歩くことを繰り返すだけなのでゲームとしての面白さを見いだすのは難しい。接触するとワープ以外にも突然意味不明なムービーや画像、ネジが外れた文章などが出てくることがあって気味が悪さ後押ししている。
表現の難しい夢をゲーム化してみたという意欲作ではあるが、ゲームとしてみるものではない。ただ意味も分からないまま動かしているだけ。この雰囲気に面白さを見出せるかはプレイヤー次第。

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