FCゲーム4作の移植でアレンジ版も収録されている。
ファミコンで発売されていた「パックアタック」「ワルキューレの冒険 時の鍵伝説」「ナムコクラシックII」「キング オブ キングス」の4タイトルがオリジナル版とアレンジ版それぞれ収録されている。パックアタック
- テトリス同様ブロックを横一列に並べて消すパズルゲーム
- おじゃまをパックマンに食わせて消す以外は特徴は無い
- オリジナルとアレンジの違いは見た目ぐらいなもの
ナムコクラシックⅡ
- ラウンドプレイ、トーナメント、練習の3つのゲームモードがあるゴルフゲーム
- 打つ方向を俯瞰視点で決め、ショットはみんゴルのように人物の後方カメラから2度押し
- アレンジはキャディに声がついたのとグラフィックぐらいで、ゴルフの基本部分はファミコンのまま
ワルキューレの冒険 時の鍵伝説(アレンジ版)
『ワルキューレの伝説』のように街で情報を集めてダンジョンへ行きボスを倒すACTにアレンジされた。アクションはビーム、魔法、防御、ジャンプ、しゃがみ、ダッシュ、などがあり、魔法は特定のキャラに話しかけたりボスを倒すことで手に入る。ライフ制だがレベルの概念は無くライフやマジックはライフの器などのアイテムを取ることで上げていく。
ワルキューレの使える魔法に回復があり、敵の落とすアイテムでMPも楽々回復できるため全体的な難易度は低い。使用はできないがサンドラやサビーヌなどお馴染みキャラも出てくるし、全体的なプレイ感は伝説とほとんど同じなので、伝説が好きなら満足できそうなデキになっている。
難点は斜め入力で壁や物に触れても滑って移動せず引っかかり頻繁に足を止められるので、狭い通路は丁寧に移動しなければならなくなること。
キングオブキングス(アレンジ版)
相手の大将であるキングを倒すと勝利となるターン制戦略SLG。移動はスクエアタイプだが戦闘は縦横斜めの周囲8マスに仕掛けることができる。マップ上には町がいくつか点在しており、所有している町の数に応じてターン始めに予算が与えられ、その金で兵を雇い駒として使用する。兵は約30ほどの種類があり、それぞれに相性が設定されている。
毎ターンに収入があるため兵は実質雇い放題となり、敵は3体前後の兵をターン毎に雇うので、先を考えて攻め切らないと倒しても倒しても終わらない状況に陥りやすい戦術や戦略がものをいうストラテジー。
そういったゲーム性なのでプレイ時間が非常に長くなり、最後までやる気を維持する事が異常なほどに難しくなる。キングが倒れるまで続く長期戦になるのでやり直しも面倒くさい。兵の相性を考えて雇い配備をし、物量作戦ではなく長期的な戦略をキチンと考えなければならない本格的なストラテジーとしては楽しいと言えるが、好みはかなり分かれそう。
0 件のコメント:
コメントを投稿