
制服萌えにもなっていないADV。
概要
制服には特別な強い力があるため国によって規制されたが、そのせいで行き場を失った制服の力が暴走して世の中が北斗の世紀末になってしまう。- 制服に宿る特別な力が国により危険視され規制されたが、「制服の自由」を掲げた痛い人達が「ヘヴン」を名乗って蜂起し、東京8区にたむろしだしたのでカチコミに行くというプロローグ
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区内の各所をフラグが立つまで総当たりしているとシナリオが展開してボスが登場し、戦闘で負かせると痛々しい中二発言を残して仲間になる
- 23区というタイトルでも実際に出てくる区は8区だけで、各区にいる仲間全8人が集まる最終章までこの繰り返しが続く
- 戦闘は3つの「属」で勝敗が決まる3すくみシステムの後出しジャンケン
- 根幹である制服の特別な力の設定にはほとんど言及しないから意味が分からないクソゲー
暴走したやつらが「ヘヴン」を名乗りヒャッハーして東京の8区に散ったため懲らしめていく。よくわからないシナリオだけど、最後までやってもよくわからなかった。
ボスの登場まで総当たりを繰り返すのはテンポが悪いし、キャラも要領を得ない中二電波が多いのでつらい。制服云々の設定もほとんど言及されないから、何が目的でやらされているのかわからなくなり、やればやるほど次第に苦行になっていく悪循環に陥る。まさにクソゲー。
戦闘は先に敵がキャラを選んだ後でプレイヤー側が戦うキャラを選べる後出しジャンケンで行われる。キャラを決めるとドットキャラが走って体当たりをする戦闘演出が入り、どちらかのHPが0になるまで自動で戦い続ける(戦闘演出はボタンを押すだけで全カット可能)。
敵の「属」はあらかじめ表示されているので、プレイヤー側は相性の良い「属」を持ったキャラを選べるようになっているが、一応ボスやリーダー格の敵は「属」が分からないようになっている。
相性次第でダメージは倍増、等倍、半減となるので「属」は1回戦わせるだけで割り出せるけど、横並びに7人前後いる敵は倒すと画面上から消えてしまうので、「属」が不明な敵が複数いる場合、誰がどの「属」だったかメモを取らなければズレて分からなくなってしまうダメなシステムで難易度を調整している(ボス以外は使いまわしグラフィックなのでわかりにくい)。
ボスの登場まで総当たりを繰り返すのはテンポが悪いし、キャラも要領を得ない中二電波が多いのでつらい。制服云々の設定もほとんど言及されないから、何が目的でやらされているのかわからなくなり、やればやるほど次第に苦行になっていく悪循環に陥る。まさにクソゲー。
後出しジャンケンで何が面白いのかわからない戦闘
各キャラの持つ「属」には「F」「L」「R」の3つがあり、それぞれに得意と苦手な相性があるジャンケンと同じ3すくみの関係をもっている(F>L>R>F)。戦闘は先に敵がキャラを選んだ後でプレイヤー側が戦うキャラを選べる後出しジャンケンで行われる。キャラを決めるとドットキャラが走って体当たりをする戦闘演出が入り、どちらかのHPが0になるまで自動で戦い続ける(戦闘演出はボタンを押すだけで全カット可能)。
敵の「属」はあらかじめ表示されているので、プレイヤー側は相性の良い「属」を持ったキャラを選べるようになっているが、一応ボスやリーダー格の敵は「属」が分からないようになっている。
相性次第でダメージは倍増、等倍、半減となるので「属」は1回戦わせるだけで割り出せるけど、横並びに7人前後いる敵は倒すと画面上から消えてしまうので、「属」が不明な敵が複数いる場合、誰がどの「属」だったかメモを取らなければズレて分からなくなってしまうダメなシステムで難易度を調整している(ボス以外は使いまわしグラフィックなのでわかりにくい)。
ギャルゲーバブル期の粗製乱造ゲー
制服を着ると不思議な力を得られるという設定は独特ではあるが、上辺だけの設定を考えただけで内実は掘り下げられないため何のことか意味が分からない。その制服の力が発端となった「制服ウォーズ」騒動を起因としているシナリオも、根幹であるそれがほとんど解説されないのだから当然といえば当然だけど、内輪ネタにすらなっていなくてまるで引き込まれない。
それぞれの区を訪れてボスを仲間に引き入れるイベントも、その制服云々がキッカケにされているからよくわからないうえに、初対面の主人公に向かって「あなたのレンズは曇っていない」「余ったパズルに居場所はないの」などと不可解な供述をしており……という痛いやつらばかりなので隔たりは広がるばかり。
本筋のシナリオは意味が分からず仲間のイベントも脈絡がないからついていけない。脳がダメになる。
誰から仲間にしても前後の整合性を無視できるようイベントで会話をするのは主人公と初期メンバーの2人だけになっていて、他のキャラは仲間になった途端にイベントもなく会話から外れた相槌だけの空気となるので感情移入とは無縁である。
設定を掘り下げることも個別イベントでキャラの個性を描くことも放棄されているのに、ラスボス撃破後に1人ずつ告白されてもそれはギャルゲーとしての体裁のためでしかなく達成感はない(初期メンバー2人は全員の告白を断った後に選択肢が出る)。
それぞれの区を訪れてボスを仲間に引き入れるイベントも、その制服云々がキッカケにされているからよくわからないうえに、初対面の主人公に向かって「あなたのレンズは曇っていない」「余ったパズルに居場所はないの」などと不可解な供述をしており……という痛いやつらばかりなので隔たりは広がるばかり。
本筋のシナリオは意味が分からず仲間のイベントも脈絡がないからついていけない。脳がダメになる。
誰から仲間にしても前後の整合性を無視できるようイベントで会話をするのは主人公と初期メンバーの2人だけになっていて、他のキャラは仲間になった途端にイベントもなく会話から外れた相槌だけの空気となるので感情移入とは無縁である。
設定を掘り下げることも個別イベントでキャラの個性を描くことも放棄されているのに、ラスボス撃破後に1人ずつ告白されてもそれはギャルゲーとしての体裁のためでしかなく達成感はない(初期メンバー2人は全員の告白を断った後に選択肢が出る)。
設定もシナリオもキャラもwindows95のペイントで描いたようなガタガタなイラストも、何から何まで総じて低い完成度に戦慄する。設定は解説しないしキャラのテキストも電波。これはクソゲーである。クソゲーである。
・主人公の名前変更可
・主要キャラのみフルボイス
・主人公の名前変更可
・主要キャラのみフルボイス
・周回要素なし
・おまけで原画や音楽が楽しめるモードがある
・おまけで原画や音楽が楽しめるモードがある
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