6人の語り手から学校にまつわる怖い話を聞くノベルゲーム。
学校に関する怖い話を新聞部のネタにする為、6人の語り手から順に話を聞いていく。語り手は男4、女2の計6人で、その中から話を聞いてみたい人を順に選び、話を聞きながら途中の選択肢を選んで進めていく。6人全員の話を聞くと7人目が現れたり何らかの怪奇現象が起きて最終話が始まり、最終話を読み終えるとエンディングになる。
語り手に話しかける順番によって話のネタが変わるため周回プレイが楽しめるようになっており、ゲーム開始時に主人公の性別を選択できたり、性別によって話の内容が丸ごと変わるので全体的なボリュームはそれなりにある。
話は短く怖くもない冗談染みたものも多い
話が多いだけに質の差が激しく核となる部分の説明がおざなりなことも少なくない。ものによっては話に引き込む前にオチを語り始めるので肩透かしを食わされる。ずっと下駄箱に残されている靴の臭いがキツくて怖いといったギャグもあるので、単純に怖い話を求めてDLしたらガッカリすることもある。学校にある定番の怪談や七不思議話に独自の肉付けをしましたという百物語。時代相応なシステムも今となっては…
選んだ語り手の順番や選択肢によって隠しシナリオに進むが、どうやれば分岐するのかの条件が難解そのもので、普通に遊んでるだけでは絶対にわからない。色々な話を聞くためには周回が前提のゲームなのに、テキストスキップも無ければエンディングリストも無いなど、プレイをサポートする機能が何も搭載されていない。短編の怪談話を聞くだけで苦労しないはずなのに、やればやるほど周回をする意欲が抑制されてしまう何とも不思議なお話。
・名前変更可
・声なし
・テキストスキップなし
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