悪魔城ドラキュラ 月下の夜想曲。
- 悪魔城を探索するメトロイドヴァニア。
- 必殺技が格ゲーのようなコマンド入力なのが特徴。
巨大な城をくまなく探索する
主人公アルカードの序盤のアクションは単発攻撃とジャンプ程度なもの。宝箱や撃破したボスから魔道器というアイテムを入手することで二段ジャンプやコウモリに変身して飛ぶことを可能にし、それまでには進むことができなかったマップの穴埋めをする過程で、新たな装備や必殺技を手に入れて更に強化していく探索型の王道。新スキルによる探索の広がりとRPGとしてのキャラ成長が楽しめる。コマンド入力の必殺技は店で売られているコマンドを購入すると覚えて使えるようになる(コマンドを事前に知っていれば最初から使える)。購入が必要ない固有の技が設定されている武器もコマンド入力で必殺技が出せる。
探索欲を煽る城の構造やアイテムの多さは面白い
序盤では進めなかった箇所が魔道器を取り新しいアクションを得ることで行けるようになり、そこで待ち構えるボスを倒して新たな装備や魔道器を手に入れて強化していくイベントが丁度良い間隔で起こるので、止め時を意識することなくのめり込める。ただ、城の広さに対してワープポイントの数が4つと少ないので、行き詰って無駄に走らされるようになってしまうと面倒を意識しやすくなる。ジャンプ力が足りなかったり変身しないといけないそれらの場所を地図上で記憶しておかなければ、魔道器を手に入れたところでどこが対応した場所なのかがわからず長いマラソンをさせられることにもなる。
アルカードの移動速度も決して速いわけではないので、ある程度踏破するとそのようなマラソンがゲームに水を差すこともしばしば起こる。これら時代相応のシステム面に対する不満点はあるものの、新しいアクションを得て探索範囲が広がっていく適度な間隔は先に進めたいという意欲をしっかり煽ってくれるので、ワープ関連を大目に見れば楽しめます。
・フルボイス
・テキストスキップなし
・周回要素なし
0 件のコメント:
コメントを投稿