【FPS】クライムクラッカーズ【PS1黎明期のFPS】

★★ FPS PS1 RPG ゲームアーカイブス


黎明期の時代を知れるFPS。

PS1のローンチタイトルだったFPS
操作方法は方向キーでキャラや照準の移動、L/Rで真横移動、L+Rで防御、○でボム、セレクトで操作キャラ変更、□で照準を出してその状態でもう一度押すとショットなど。
操作キャラは連射力が高い、攻撃力が高い、近距離攻撃型(弾切れが無い)の3つにタイプ分けがされているが、レベルやビルドなどの育成要素は何もない。

操作性、システム、演出、ステージ構成、全てに時代を感じる

ボタン操作で照準表示のON/OFFを切り替え、その照準を敵に合わせながらショットをするわけだが、アナログスティックが存在しない時代のFPSなので、方向キーで照準操作をしなければならず、結果として照準を出している間はLRボタンによる左右移動しかできなくなってしまう
さらに移動中は何故かショット不可という最近のFPS感覚でやるとまず馴染めない違和感のある操作が立ちはだかる(自動ロックオンのような機能も無い)。

移動中に撃てないという操作性のため、相手が遠距離タイプの敵の場合は、避けながら攻撃をするのではなく、立ち止まったまま防御で防いでから反撃するというシューティング感の無い戦い方が安定してしまう。
敵は通路と小部屋の境い目を超えられないという哀愁の漂うプログラムで動いているので、近距離タイプの敵の場合は出入り口の前でショットを撃ち続ければノーダメージで楽々撃破できてしまう。ボス戦はこの限りではないにしろ面白いとはとても言えない。

地図はオートマッパーを手に入れると自動で書き込まれていくが、地図の確認をするにはいちいちメニューを開きMAPのコマンドを選ばなければならない手間を要す(後半になると地図を画面上に表示する装備アイテムがあるにはあるが装備欄が埋まる)。
小部屋に入っても全体が地図に書き込まれるのではなく歩いた部分だけなのでガタガタになって見辛いし、鍵が掛かっている地点なども自分で記憶する必要があるなど、PS本体と同時発売された時期だけに粗のあるシステムがさすがに目立つ今なら考えられないような前時代ぶりが目白押し

会話の演出は音声はなく顔とテキストが表示されるくらいで、性格や個性は分かりやすく描き分けられていても、主人公以外はイベントらしいイベントが無いので掘り下げが足らず存在感は薄い(主人公のイベントも大したモノではないが)。

今やると照準周りの操作性やシステム、キャラやイベントなど、全体的に粗を感じざるを得ない。移動速度は早くて快適なので、連射タイプキャラでのシューティングは慣れれば音楽も相まって気持ちいいが、細い通路と小部屋のみのステージ構成に探索の楽しさはなく、固定ダンジョンだからトレハンも楽しくないなど、先に進めたくなるような期待を持てる要素がなかった。

・テキストスキップ不可
・セーブ/ロードいつでも可
・声なし
・全16話

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