【PS1】PAC-MAN WORLD 20th ANNIVERSARY【パックマンでアクションゲーム】

★★★ ACT PS1 ゲームアーカイブス


パックマンのアクションゲーム。

  • 操作キャラがパックマンの3Dアクションゲーム
  • ゲームモードには、クエスト、メイズ、オリジナルの3つがある

クエストモードは横スクアクション

クエストモードは6つのエリアに3~4のステージがあり、全ステージをクリアすると次のエリアが開放されていく。基本的に横スクロールアクションのように進めるが、場面によっては見下ろし視点になったりパックマンの後方からカメラが追従する箇所もあり、何の意味があるのかわからないが俯瞰で360度自由に動けるのにドットイートっぽい仕掛けも強引にねじ込まれている。動く足場やトランポリンなどの定番ネタと、スイッチを押して仕掛けを操作する基本に忠実な構成で、突出した所はないものの安定して遊べる出来でまとまっている。特徴としては、ボス戦がナムコのゲームである『ギャラクシアン』風のシューティングになったり、レースゲームや追いかけっこなどのユニークな内容になっている点。

特殊なアクションは、パックダッシュ、ヒップアタック、パックドットアタック(ドットを投げる)の3つ。パックダッシュは攻撃に利用したり歩いては登れない坂道をソニックのように転がって登ることができ、ヒップアタックは攻撃の他に宝箱を壊したりスイッチを押したりトランポリンに当てて大ジャンプができ、パックドットアタックは特定の敵を倒す攻撃として使用する。また、メタルドットを手に入れるとメタルパックマンとなって一定時間無敵となり、通常パックマンでは浮くために使用できない水中でのヒップアタックで宝箱を壊せるようになる。ライフは最大4でダメージを食らうと1ずつ減っていき、0になると1機消滅してチェックポイントから再開となる。

オリジナルは元祖パックマン、メイズはその3Dリメイク

オリジナルモードは元祖パックマンが遊べて、メイズモードはオリジナルパックマンを3Dリメイクしたようなドットイートゲームで全36ステージがある(半数はクエストモードで開放する必要がある)。メイズは一定間隔で当たり判定が発生する壁などの仕掛けが設置された程度で大したアレンジはないが、おまけのモードと考えれば十分なもの。

クエストの難点

3Dアクションの宿命である足場の奥行きの分かり辛さ。ラインを合わせてジャンプしたと思ったら落下……これが頻発する箇所が少なくなく、落下すると1機消滅の点もイライラさせられる。ただ、落下しやすい地点の前にはチェックポイントが置かれていることが多く、ステージ中やボーナスステージのフルーツを手に入れてクリアすると、目押しも楽々可能な残機を増やせるスロットが遊べるので実質残機無限で遊べるのが救い(スロットは面倒だけど)。

まとめ

クエストモード、メイズモード、オリジナルモードが遊べて内容は充実。クエストは、『マリオ64』の操作性やヒップアタックにメタルネタ、『ソニック』のスピンダッシュなど、他社の様々な人気ゲーの良いとこ取りをしようとしたような内容。でも、それらが上手い具合に溶け込めているかと言うとそんなことは無く、頻繁に使うアクションはヒップアタックぐらいなもので、パックダッシュは前述のように落下が頻発してカメラ操作もできないため最初から坂道が用意されているような場所でしか使い道はなく、ドットアタックも申し訳程度に配置されているそれしか効かない敵に対して使うだけで終わっている。

スイッチを切り替え、動く足場を乗り継ぎ、時間差で出現する仕掛けを掻い潜る、ありがちなネタが散りばめられた定番ACTレベルに終始しており、このゲーム独自の面白いアクションは特に見られない。だが、メイズやオリジナルのパックマンも遊べるなど値段以上に充実したゲームなのは間違いない。

ScreenShot

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