ミニゲームとボンバーマンが遊べるひとつで二度おいしいゲーム。
エリアの5つある遊園地「ボンバーマンランド」を自由に歩き回り、アトラクションであるミニゲームをクリアして景品の【ピース】を集めていく。【ピース】を一定数集めることでエリア間を繋ぐゲートを通って別エリアへ行けるようになり、60種類以上あるミニゲームが次々に開放されていく。超低難易度で親切設計
ピースは全部で125個あるので集め甲斐があり、ミニゲームの種類も60以上と豊富で、難しくてクリアできなくても救済措置があるので安心して遊べる。具体的には、ミニゲームでピースを手に入れるためにはハイスコアの更新をする必要があるが、そのスコアは軒並み低く設定されているので、どんなにゲームが下手な人、言ってしまえば子供でも余裕でクリアできる程度の難易度で統一されている。それでもクリアできなかったとしても、失敗が続くと努力賞でピースをくれたりする。
ミニゲーム以外に通常の『ボンバーマン』も遊べる
『ボンバーマンランド』では、ランド内でのミニゲーム以外にも通常のボンバーマンが遊べるモードが用意されている。ボンバーマンの開放は、ランド内で特定のミニゲームをクリアすると、1人用、1~4人用、2・4人用、1人用のRPG風のモードがそれぞれ開放されて遊べるようになる。ミニゲームの盛り合わせあり、ボンバーマンの4つのモードあり、アーカイブスで通常の『ボンバーマン』をDLしようと思っているならコレでも十分といえるぐらいにボリュームは満点。
快適性の昔馴染みの悪さは×
昔の『ドラクエ』のような古臭い伝統があり、ボタンを押して調べたら「ボンバーマンは目の前をしらべた しかし何もなかった」という前時代テキストが表示される。ピースを集めるためにはミニゲームをするだけではなく色々な人に話しかけなければならないこともあり、動き回っている人に話しかるときにズレたりするとこのテキストを飛ばす手間が生じる。他にも、迷路を歩いていたら落とし穴にはまって落とされては戻り落とされては戻る「ロンダルキアへの洞窟」のようなところもある。ゲートを通る際もいちいち足を止められて「通行証をチェックします……」という表示が毎回出たりと快適性はとても悪い。
ミニゲームは1人プレイしかできないのでハイスコアの更新も張り合いがなく、ピースを手に入れたらもう2度とやらないでいいやと思える単純なものも多い玉石混淆。ボリュームはあるが通常ボンバーマンが遊べるから成り立っているようなゲームではある。
となるとミニゲームはピースを貰うためのノルマにしかなっていないことになるので、「ミニゲームのない本編シリーズのどれかでもいいんじゃね??」となってしまう。特徴であるミニゲームが遊びとして昇華されていない中途半端なスピンオフ。迷走とも言う。
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