蒼空の翼 GOTHA WORLD。
- 立ち絵+下部テキストの会話パートと戦闘機の空戦パートの繰り返しで進行するSLG
- 戦闘の特徴にパーソナルタイムシステムというものがある
洗練されていないパーソナルタイムシステム
誰かに行動順が回るまでは自動進行し、各機体固定の待ち時間が経過すると行動順が回るウェイトターン制のようなシステム。行動順が回ると自身の行動量分で仮想上自由に航路の指定や攻撃の設定ができ、設定を終えるとまた時間が動きだして各機体設定通りに自動で戦闘を行う。行動順が回った際の行動設定は他の機体が一切動かなかった場合のシミュレートでしかないので、敵軍の行動を予測して立ち回りや攻撃などの行動を設定しなければ、攻撃を指定した時間までに射程から外れるなんて事も起こる。問題となるのが、仮想上なのに行動設定で攻撃を仕掛ける場合にも攻撃の演出が入り、敵を撃破できるであろう場合は爆発までもする事で、設定を確定すると設定前に戦況が戻り、仮想上で爆発した機体も復活するという矛盾を感じる見せ方をする。これが敵も味方も行動順が回る度に行動設定をして戦況を変化させては戻り……を繰り返す事になるのでもう滅茶苦茶。そもそも相手の行動設定も丸見えだから予測以前の問題もあるので、時間を調べて行動順が回り移動される前に攻撃を仕掛けるだけの戦闘になる。どのようなコンセプトのシステムなのかいまいち分からない。多くのミッションには時間制限があり、それに加えて誰かを画面端まで逃がしたり、追われる味方の機体を回収したり、敵の数を調べて報告する、XX分間敵を食い止めるなどの勝利条件はそこそこやり応えはあるが、システム面が面倒すぎて混乱させられる。
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