『ラフワールド』と『へべれけ』のカップリング作。
ラフワールド
ジャンプ、しゃがみ、ショットのスタンダードな全5ステージの横スクACT。コンティニューは3回までと少なく(裏ワザで9回まで増やせる)回復アイテムもほとんど出ないので、敵の配置を覚えて可能な限り被ダメージを減らして進めて行くことが基本となる。
横方向にしかショットが撃てないファミコンに多かった普通の横スクアクションのひとつだが、敵配置は理不尽ではなく武器を適材適所で変更していけばどうとでもなるちょうどいいバランスの覚え寄りだから達成感は単純でも十分得られる。
裏技はタイトル画面で×ボタンを33回押した後にスタートボタン。
へべれけ
元の世界へ帰る手段を探す為、出口がある神殿を目指し冒険をする探索型ACT。最初は主人公の「へべ」を操作して進めて行き、ボスや仕掛けを突破しながら仲間を増やし、仲間それぞれの特殊能力を活かして行動範囲を広げていくメトロイドヴァニア。
氷の上を歩けたり泳ぐことのできる「おーちゃん」、身軽でジャンプの距離が長い「助左衛門」、特定ブロックの破壊や潜水可能な「ヂェニファー」など、それぞれの特技を駆使しながら謎を解き進めよう。
仲間やアイテムによる新アクションを手に入れ、それまでには攻略できなかった箇所を突破して行く流れに詰まるような難しいポイントは特に無いし、地図上でアイテムのある所は色が変わるシステムや序盤は矢印でのナビもあったりで遊び易く、広さもホドホドで何度も同じ場所を行き来させられることも少ない。
仲間やアイテムの新要素が増える間隔も丁度良く「今度はあそこに潜ってみよう」「次はあの壁を登ろう」と次々踏破したくなるテンポをつくりだしている。
ボリュームはさすがに期待はできないが、ゆるキャラのようなぶにょぶにょ動く独特な可愛らしさのあるキャラや、徐々に探索範囲を広げていけるワクワク感は今の時代でも十分楽しめる出来。
まとめ
探索アクションとして今でも楽しめる『へべれけ』、敵配置やパターンを頭に入れて被ダメを抑え、コンティニュー以内でクリアできた時の快感を得られるバランスの良い『ラフワールド』。ファミコングラフィックが気にならないならおすすめできる。・サウンドモードあり
・収録ゲームに関するクイズがある
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