ステージ選択型のライフ制アクションRPG。
地図で行きたいダンジョンのアイコンを選んでアクションパートへ移行するARPG。カメラのまずさ
戦闘のまずさ
ダッシュは遅く攻撃も硬直が長ければ敵の突然の無敵など色々おかしい。
ジャンプ、連続攻撃や対空技、魔法、防御、バク転などバリエーションはあるが全体的に操作が重い。
カブト割りなどの技は当てたところで操作できない長い硬直時間があり、機敏に動かしたいのに動かせないもどかしさが付いて回る致命的な問題がある。
硬直の使い方は敵でもおかしく、連続攻撃を当てている最中に突然スーパーアーマー持ちの無敵になって反撃されてしまう。無敵の時間も長めなのでおちおちまともに攻撃を入れることもできない。動かしていて楽しいと思える要素がない。
防御は方向キーをニュートラルにしておくと自動で行われるため、単発の攻撃や魔法を当てた後は突っ立って防御というターン制のような戦い方が基本となってしまう残念極まりないアクション。
ボスも例に漏れず突然無敵状態になる。
そのため単発の攻撃を当てては退避か防御にせざるを得ず、パターンを覚えて攻略とか上達や達成感がさっぱり得られない。雑なカメラで見難いフィールドをテキトーに動いて一回切って逃げるだけ。そのくせラスボスに止めを刺す方法のヒントが無く、特定の方法で倒さないと何度でも甦るといった不親切も平然とある(倒れたら頭に兜割り)。
ボスに勝ったところで新しい武器や技が手に入る訳でもないので、先に進めても似たようなモノが待っているだけでは期待が持てずやる気の維持も厳しくなる。戦闘もダメなゲームデザインに拍車をかけている。
シナリオのまずさ
各章でボスのドラゴンを倒すとプレイヤーキャラが世代交代し、ドラゴンを倒すまでの主人公の行動によって物語が分岐して次章のプレイヤーキャラが変化する要素がある。しかしその内容もお粗末。元々の物語が短いのに登場人物も片手で楽に数えられる程の数しかいない世界では、適当に設定を変えただけの水増しでしかない。
システムのまずさ
信じられないことにテキストのページ送りができない。スタートボタンで会話自体を飛ばせるが、物語が分からなくなるので強制的に会話演出を見せられる。声も無ければ演出もカメラの動きも無くキャラも棒立ちという言葉に詰まる表現力の乏しさで、誰もが読んだら即座に先に進めたくなるような出来でこの仕様なのだからたまらない。これは店での買い物でも問題となる。店では店主が1品ずつ品物を薦めてくるが、自分が欲しいものを出してくるまで断り続けなければならず、店主の会話はスタートボタンで飛ばす事も出来ない前時代RPGの召喚ムービーのような仕様になっている。
物語は飛ばせるのに店主の会話内容は品物を拒否する毎に強制店主ムービー。アイテムを売る/交換する場合も同様に強制店主ムービー。店主のオヤジが推しメンらしい。
まとめ
アクション、シナリオ、世代交代、UI、すべての面において絵に描いた様なクソゲー。最近はグラフィックも内容も圧倒的に向上した類似のゲームが多いし、敢えてこれを選ぶ理由は本当に見当たらない。・章は全部で5
・声は戦闘中の掛け声だけ
・周回時に引き継ぐ要素なし
・クリア後にギャラリーモードが追加される
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