【ゲームアーカイブス】太陽のしっぽ【和菓子】

PS1 SLG ゲームアーカイブス


和菓子を食う原始人ゲー。

広大なフィールドを駆け回り落ちている和菓子と狩った獣の肉を食って原始人を強化させ、最強の獲物であるマンモスを狩り、その牙で太陽まで届く塔を建てることが目的となる。
獣を狩った肉を食えば食うほど集落が成長して装備が石斧や槍に強化されていく育成要素もあるが、塔を完成させるまで強化と狩りの繰り返し作業しかないのでかなり地味なゲームである。

ゲームを語る以前の問題点が2つある

1・プレイするうえで最重要となる武器や食事のアイテムが拾いにくいこと
アイテムを拾うにはキッチリ重なってボタンを押さなければならないが、横からのカメラワークで距離感が測りにくく、移動速度が徐々に早くなる仕様で初動がとても遅く小回りがきかない為とても苦労させられる。ボタン連打で運の拾得待ちをしても、石などの投げる武器の場合は拾った途端に投げてしまうため神経質にならざるを得ずイライラが募る。

2・原始人が突然眠って操作を受け付けなくなること
このゲームは昼夜の概念があって夜になると主人公の原始人は勝手に寝てしまう。睡眠中は一切の操作を受け付けず起きるまで待たなければならないため、プレイが強制的に長時間止められてしまうという前代未聞の仕様がある。
以上のように快適さが排除されているので楽しむ段階に届かない。

やることもほとんどない

原っぱを歩き回って落ちてる和菓子を食うか動物を狩って肉を食うだけ。それ以外に何もない。
アクションはダッシュとジャンプと武器攻撃だけの簡単操作だが、攻撃は肩しか可動域が無いブリキ人形のように固定された腕を回転させるパンチだからリーチが短く当て辛い。パンチが外れて敵に体当たりをしてしまうと跳ね返って勢いが死にまた助走からとなるため鬱陶しい。マンモスの骨を積み上げる、そこに至るまでに物語やイベントも特に無いので何の達成感もない。

アクションや育成など全てがダメ。マンモスの牙を手に入れて塔を作ろうにも、大抵のユーザーは最初に原人がぐーすか寝た時点で電源を落とすだろう。

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