むかし懐かしジャンプアクション。
手前、中央、奥、に移動できる3ライン制が採用された、点滅ブロックや滑る床などの古典ネタ満載の王道的ジャンプアクション。ニンテンドーeショップでは『マッドアタック』というタイトル名で販売されている。ギリジャンもあるよ
基本操作はジャンプとショット、ジャンプ中のホバリングのみ。ボスの類いは一切おらずゴール扱いにあるアイテム「WATER SPRITES」を取るとクリアとなるルール。移動速度が遅くてダッシュすらもないFCのACTのような古臭いデザインで、ジャンプ距離やホバリング時間と足場までの距離がギリギリで到達できるように設計されていたり、余裕のない点滅ブロックや着地点にいる嫌らしい敵配置の組み合わせなど、正確な操作を求められるジャンプアクションに傾倒している。 ここまでだと普通のジャンプアクションでしかないが、各面に100個ある「ゴールデンダイヤモンド」とかいういわゆるコインを集めると、一定数ごとに武器の強化、ホバリング時間増加、垂直ブースト、これらのパーツをひとつ選択できるようになりステージの攻略方法に幅が出てくる。ここからが面白い。
中でも使えば画面外に出るほどに垂直にぶっ飛んでいく垂直ブーストが特徴的。
使い方次第ではホバリング時間を最大に使った距離より多く進めるし、点滅ブロックのタイミングを外したり足場に届かずに落下してもリカバリーができ、上からでも下からでも敵をスルーできたり上の足場にぶっ飛ぶショートカットも狙えるなどかなり自由の利くアクションに化ける。
使い方次第ではホバリング時間を最大に使った距離より多く進めるし、点滅ブロックのタイミングを外したり足場に届かずに落下してもリカバリーができ、上からでも下からでも敵をスルーできたり上の足場にぶっ飛ぶショートカットも狙えるなどかなり自由の利くアクションに化ける。
決まり切ったルートでの攻略でなく自分なりの攻め方を考えさせて臨機応変も受け入れてくれるのだから夢中にもなる。始めたばかりは移動は遅いしジャンプもギリギリを求められるので鬱陶しかったけど、この垂直ブーストを手に入れてから印象は大きく変化した。
不親切な死角によるアイテム隠しの取りこぼしがない遊びやすさもよかったし、クリア後はパーツを全て持ったキャラが選択できるようになり、それまでには行けなかった隠し面で全てのパーツを使う難易度に挑戦できるなどボリュームもある。アホほど難易度が高いレトロアクションでも遊べるよという人にならおすすめできる。
難点としては、タイムトライアルをひとつのコンテンツにしているせいか、ゴールデンダイヤモンドが一度やられると未取得にもどってしまうこと。序盤は大して気にならないが、後半は仕掛けや敵配置が激しいので、やり直しの度に取り直しとなると面倒としか思えなくなる。タイム競争は別枠にしてほしかった。
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