見た目はとても面白そうだけど……。
できることはジャンプと滑空のみの『LIMBO』似なパズルアクション。しかし出来はまるで追いついていない。気になる問題点は、主人公の諸々の動作に違和感を覚えること、仕掛けやトゲなどのトラップを背景と同化させて不親切の難易度調節をしていることの2点。
動作に関して特にイラつかされたのは、主人公の体重設定が軽いらしく、上下に移動する足場に乗っているときに、足場が下りたら体が少し宙に浮いてしまうこと。浮いていたらジャンプボタンは効かず、それどころか滑空になるので、思い描いた操作を邪魔するというアクションゲームとしてあるまじき問題点になる。入力した操作とは別の動作をするじゃないかと何度も感覚を狂わされた。数多くのアクションゲームをやってきたけどこんな仕様は初めて。上下する足場をよじ登るときにもこれが理由でよじ登りキャンセルになることも多い。
思い描いた操作を阻害する仕様は、失敗から答えを見出しながら再挑戦するゲーム性と相性が悪く、これらの問題が原因でやられまくっても、失敗の責任を自分に負わせることなどできるはずもなく早々と見限ることにした。
グラフィックはこの類のゲームとしてはきれいだと思うけど、肝心なゲーム部分が続ければ続けるほどうんざりが募る悪循環ではつらい。
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