12秒以内にゴールを目指し続け、突破したステージ数を競うACT。
12秒以内にゴールへ到達できたステージ突破数を競うだけのルールなので、ACTやSTGのようにスコア稼ぎのシステムなんてものが無いから、初っ端から単なる実力勝負で挑戦できる点が楽しい。最長でも12秒のステージを連続してプレイするだけだから、同じことの繰り返しになっても無駄を感じさせないので再トライも続いていく。奥深さなんてものは元から無いから飽きるのも早いけど、12秒のゲームだからそれはしょうがないと割り切れる。12秒ルールだけでよかった
一応のゲーム的要素として、ステージ中に配置された時計を取らずにゴールすると、次のステージの制限時間が短くなるが、以降のステージで時計を獲得してゴールすればまた12秒に回復するというルールがある。開始と同時に一瞬でステージを見極め、時計を取るかどうかの判断をし、ゴールを目指す洞察力が必要となる。それだけならよかったんだけど、制限時間が12秒しかない中で、足場や壁の点滅による足止めで待ちを要するステージがあるのはゲーム性と反していると思う。足場に消えられたら腕前ではどうしようもなくなるので失敗すれば喪失感を生む。また、ジャンプ操作に少し癖があり、ジャンプ中に方向キーを押せば押した分だけ移動するのではなく、短かろうが長かろうが押せば一定の距離を移動をするので微調整が難しいのも時間を気にするゲーム性と相反する。意図的な調整かもしれないけど12秒と限定された中での判断は運も絡み責任を自分に向けにくい。
小さい足場を乗り継がなければ時計が取れないところなどで妙な挙動で失敗してスコアが止まってしまうと水を差される。そこまで見極めて立ち回れというのは酷だと思う。それらを含めて実力と思えるほど奥深いゲームでもないから。
インターフェースなど
12秒しかないのに時間表示が右上にあるだけだから残り時間の確認が難しいのも問題。一応残り時間が5秒以下になると音で知らせてくれるが、判断できる材料はそれくらいしかなく臨機応変に時計を取れる時間の余裕があるかどうかの見極めには足りない。画面下部でも上部でもゲージなど周辺視野だけで簡単に理解できるようにしてほしい。ある程度クリア数が増えていくと段階的に難しいステージが登場してきて、うまい人だけがそこを超えられて高スコアを残せるという、単純な実力だけで勝負させて結果が残るゲームなら時間を忘れて見栄を張るためのおかわりプレイもできたろうと思う。でも癖のあるジャンプや待ちの仕掛けなど余計な要素が足枷となりいまいちのめり込めなかった
0 件のコメント:
コメントを投稿