色に特徴を持たせたパズル。
床や壁に色を塗り、その色の特性を利用してステージを突破するアクションパズル。チュートリアルで各色をひとつずつ取得しながら仕掛けを解かせていき、すべての色を手に入れると本番の高難易度な裏面が解放される。- 色は全5色
- 青:足場が凍り、障害物や敵を滑らせたり、滑った勢いで大ジャンプが可能となる
- 緑:足場が跳ねるトランポリンのようになる
- 茶:足場が泥になり、敵や障害物は引っ付いたり動きが鈍くなり、天井や壁に張り付くことができる
- 赤:足場が燃え、敵や障害物を燃やすことができる
- 黄:電流を流すことができ、電気仕掛けの足場などを動かすことができる
色を使う例
床に青を敷いて落とし穴を挟んだ向こう側にいる敵を滑らせ穴に落とす、緑を敷いて砲台の弾を床や壁で跳ねさせて敵に当てる、自分が通った後に床に赤を敷いて追ってくる敵を燃やす……など。単色だけでなく組み合わせも重要となり、壁や天井に茶を塗って張り付き敵を通過させ、そこから床に緑を敷いて飛び込み大ジャンプで高い足場へ乗らなければならないような場面も数多く見られる。そこへ強制スクロールや一定間隔で動作する仕掛けのタイミングの組み合わせもあるので、アクション面や色変更の手間もおろそかにはできず難易度が跳ね上がっていくという体裁。
パズルというより頭を使わないアクション
色の特性を理解して敵や足場の配置から解法を導き出していくパズルの要素は薄い。見ればすぐに答えが閃くものばかりでパズルとしての難易度が低く、解法も一定なものばかりで臨機応変を認めないから、単に敷かれたレール通りにやらなければ死にますよというやらされを意識させられてしまう。
特に終盤の仕掛けは強制スクロールなど猶予の無い厳しいものになっているため、答えはわかっていても少しのやらかしでやり直させられることになり、素早さやタイミング勝負の仕掛けを繰り返すと、頭を使わない&テクニックの上達も感じられないゲーム性の反復作業としか受け取れなくなり、次第に面倒くささに支配されていく。
解法は終始一定だから失敗即リセットをやっちゃう反復イライラ棒。
アクションの要素を取り入れるなら上達を感じさせる段階的な幅が欲しい。手順通りに運ばないと解けないパズルの手順を自由度の無いアクションと色で置き換えただけだから、死んだ直前の状態に戻すまでの色塗り作業を手間としか感じられなくなる。
色のネタは面白かったけど問題が淡泊。
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