パンダヴァニア。
概要
クエスト報酬で新装備を手に入れるとアクションや魔法が追加され、行ける場所が増えたり特定ブロックの破壊でアイテム収集をしていける典型的なメトロイドヴァニア。全編英語だけど、クエストやNPC、アイテムなどの場所は矢印表示されているため困ることはない。-
突如侵略してきたロボットに連れ去られたパンダ国の王女を救うため冒険に旅立つパンダの話
- NPCからクエストの話を聞いて指定された場所で敵を倒すなりアイテムを回収していくお使いARPG
- ダンジョンは段階的に開放されるアクションで行動範囲を広げていくメトロイドヴァニアの要素を持つ
育成と探索とレバガチャ戦闘
レベルアップでポイントを剣の威力や最大HP上昇などの各能力に振り分けるのが育成で、ハクスラのようなトレハンやビルド、技を覚えてアクションの幅を広げる要素とは無縁のレベルを上げて物理で殴れゲー。攻撃で増えるのは飛び道具の手裏剣と魔法1種類、昇竜拳と範囲攻撃のハンマーだけで、アクションで増えるのも2段ジャンプのみ。メトロイドヴァニアとしての探索要素は2段ジャンプや昇竜拳で届かない足場へ行くとか特定ブロックの破壊でアイテムを回収するような簡単なネタばかり。
敵にユニークな行動パターンを持つものも特にいないので、ゲームとしては剣と手裏剣とハンマーを連発してボコボコにしながらクエスト進行やアイテム回収に勤しむだけの地味なゲームに終始している。
その中で個人的に良かったと思えた点は、適当なレバガチャでも敵に無敵時間が無いからダメージ表示が噴水のごとく飛び出てなかなか気持ちがいいところ。
間隔を空けずにダメージを与え続けると、コンボ終了時に貰えるボーナス経験値が倍々ゲームのように増えていくこともあり、デタラメに動き回って攻撃と魔法を繰り返していくだけでも結構な爽快感がある。数は少ないがボス戦は耐久力とメリハリのあるパターンで段階的なアクセントになっているのも良い。
イラストや矢印によるガイドのあるクエストは親切だし、難易度は遊びの幅がないことで安定している。詰まって水を差されることなく遊べるのは売りになるだろう。ケチをつけるなら、脱出コマンドが無いからステージから全体MAPへ出るためのマラソンをさせられること、ステージのMAPも無いから新アクションで行けるであろう場所探しに時間を食うことの2点は気になった。
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