【ACT】Oddworld : New 'n' Tasty【Abe a go goのリメイク】

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Abe a go go

Abe a go go』のリメイク作。

基本は無印と同じで新アクションや新規エリアなどの追加要素は特にない。救出できるマドカンの数が3倍に増えたが、新規エリアの追加が無いのだから当然といえば当然だけど、増えたマドカンは同じ個所に意味なく複数人配置されている水増しも目立つので、グラフィックや演出面強化のリメイク作になっている

雰囲気が抜群に良くなった

マドカンの救出でのアクションとパズルが合わさった試行錯誤の面白さは折り紙付きのまま、今の時代では難点となってしまうグラフィックが格段に向上されている。
無印での画面端に行くと隣のエリアがワイプ移動してくる演出が、今作では出入口に入る以外で画面が切り替わることがなくなり、常にエイブを追いながらカメラを移動させて位置を変えたり引いたり寄ったりするので、カメラ演出による臨場感が生まれて世界の雰囲気が格段に上がっている
このおかげか、無印は全員救出までやり込み、新規エリアが増えたなんてこともないのに、今作では最初のラプチャーファームからの脱出の時点で56人がやられてしまったほど新鮮な気分で遊ぶことができた。
無印にはなかった任意の場所でのクイックセーブもあり、面倒な戻し作業なんかとも無縁になっている点も◎。一度やられた時点で答えが分かるドッキリでないから再トライの試行錯誤が楽しくなるアクションパズルの良リメイク

難点はローカライズがテキトー過ぎること

1体ではエイブから逃げるが2体以上になったり壁際に追い詰めると襲い掛かってくる攻撃の習性や、エサを与えてエイブに関心を失わせた隙を付いて走り抜けるなどの解説をしなければならない敵のパラマイトについてのテキストがこれ。
パラマイトは可愛らしくはないものの、探します。対になるか、互いに背中合わせになって、壁と彼らは全くもって醜い姿を晒します。その気があるのならついていっても良いでしょうが、油断は禁物です。罠の場所に誘ってはくれません。肉を与えてパラマイトを手なずけましょう。
敵の習性や物の使い方の説明、肝心な物語などがこのようなエキサイト翻訳を通したようなモノばかりなので意味が分からない。
無印を知っているから補完できたけど、知らなきゃ何にも理解できないだろうテキトー翻訳。光虫のチャント文字もほとんど読めないから何にも機能していない。
無印は丁寧なローカライズがされていて、説明はわかりやすく日本語吹き替えもあった。その水準を求めるのは高望みなんだろうけど、これは擁護できない代物といえる。ゲームは良くもローカライズはうんちだから割り切りは要する

ScreenShot


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