【ACT】Turbo Pug DX【犬も歩けば何かに当たる】

いくつかのステージ構成がランダムに繋がって延々と繰り返されるシステムは、特別難しい構成がないから引いたら運が悪かったと思わされることも無く、やられる個所が一定にならず純粋に白熱する実力勝負にしてくれる。
ステージ中にあるパグコインを集めると、数に応じて２段ジャンプができたり速度が通常より速いプレイアブルキャラのアンロック要素もあり、次のキャラまで出そうという気持ちであり悔しい感情から再挑戦を煽ってくれる。

操作は上下左右や強弱の干渉もできない通常ジャンプだけで、障害物を避けるタイミングの配置も特別難しいわけでもない。
落ち着いてやれば簡単にできるであろうレベルデザインだけど、それなりに進めるとメーターの数字が増えていくのが気になってきて、「どこまで行けるだろうか」とソワソワしてきて手元が狂い壁に衝突したりタイミングを外してしまう。
結構進んだから安全ぽいしスクリーンショットでも取ろうかな→ラグでタイミングが外れて衝突とか、失敗の大半は欲に負けたか単なる凡ミスなので、やられた際はついつい「あっ」と声をあげてしまった。パーティゲームのミニゲームのようなカジュアルな楽しさ。

BGMもノリノリ。ゲームオーバーの音楽はタイトル音楽だけど、要所に犬の鳴き声を入れたりしてゲームオーバーという雰囲気が出ていて面白い。単なるミニゲームだけど余計なものがないのが良かった。
それだけに、雷が鳴るとパグが短時間浮いて操作不能にされる点だけは受け入れがたい。少しのタイミング違いでぶつかってしまうのに何をしてくれるのか。回数はそう多くないけど回避方法はたぶんないし、実力勝負に水を差す要素を入れた意図はよく分からない。

まとめ

サンタパグを使って2,345メーターまで到達できたけど、5,000の実績はコレの２倍になるのかと思うとさすがに厳しそうで限界。カードを出すまでの４時間前後は充実していた。