敵や仕掛けに触れると死ぬ死にゲー★★★★

ダッシュ、ジャンプ、壁蹴り、これだけの操作で入り組んだ仕掛けを掻い潜り、ゴール地点にいるBandageGirlのところへ辿り着くとステージクリアとなる死にゲー。
ステージ総数は優に100を超える大ボリュームで、アイテム収集などで独自の特性を持つプレイアブルキャラのアンロックのやりこみ要素も完備。

ゾンビアタックで攻略する

独特な慣性やボタンの強弱判定の仕様と、キャラ特性や攻め方ひとつでタイムを大幅に削れるステージ構成が良く、常時Bダッシュやジャンプの強弱で仕掛けの隙間を素早く潜り抜け、ゴールに近づくにつれて大きくなっていくヒヤヒヤと到達したときの達成感が後を引く。

死んだ場所から飛ぶ位置やジャンプボタンの強弱の修正をしてみたり、突入やジャンプのタイミングを見極めた結果に完璧なプレイができた時の抜群の高揚感はえも言われぬ爽快さ。クリアまでに積み重ねた失敗を全てゴーストでまとめて見られるのも歴史を紐解くような試行錯誤の視覚化で楽しいし達成感に花を添えてくれる。
クリアで悦に入るさなかに次のステージで更なる難易度を見せつけられて一気に絶望させられる。そんな段階を踏んだ難易度の壁にやみつきになること請け合い。死にゲー楽しさが詰まっているので、試行錯誤を繰り返す高難度が好きならおすすめ。

収集でキャラをアンロック

特定のステージに配置されているBandageを集めると、数に応じて2段ジャンプや滑空のできるキャラがアンロックされ、更に多様な攻略も可能となる。既定のタイムを更新すると裏面に挑戦できるようになり、そっちでもBandageが配置されているのでキャラや実績開放のため長く遊べる。

難点は不親切

収集要素のBandageを取るための方法が単なる意地悪で下調べ必須なこと。
どのステージにあるのかも教えてくれない。見た目はただの壁だけど通れたり、見えないところから落ちてきたり(見落としてると音もないから気づけない)、時間をかけすぎると消えてしまったり……。取るのが難しいだけならまだしも意地悪は問題外。ゲーム以外のところで生じる手間はストレスを生むだけの水差し要素。地力はやめておこう。

ScreenShot


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