ひとつのコントローラで兄弟ふたりを操作してパズルを解くADV。
壁の出っ張りを頼りに飛び移ったり崩れる足場を駆け抜けたり、『tomb raider』に出てきそうな仕掛けをララクロフトばりのアクロバティックなアクションで解き進めていく。ほのめかされる程度のヒントから閃きを頼りに解いていく楽しさと、ふたりの人間をひとつのコントローラで同時操作する難しさの合わせ技が特徴。体に結び付けたロープで振り子を作り兄弟で交互に仕掛けを飛び移ったり、片方を操作盤の前に待機させてもう片方で敵を落とし穴におびき寄せたり、ふたりで解く謎は簡単に閃くようカメラワークで重要な仕掛けをそれとなく見せてくれるためとても簡単。
ボリュームは3時間程度と短く、仕掛けも似通ったものが目立ち、急展開で進行する不可解な物語など、ひとつのコントローラでふたりを操作するという特徴以外はどれもイマイチ。
その唯一の特徴である操作も、移動とアクションボタンしか使わないから最初の独特な感触以降に得られるものは慣れぐらいで期待値の上限は低め。
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