【PZL】一筆書きの風景パズル『The Witness』

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法則を頼りに一筆書きをするPZL。

無人の世界に点在する一筆書きのパズルが仕掛けられた小さいモニターを探しながら散策するオープンワールドのPZL。
モニターに表示されるパズルの解き方は「一度引いた線の上は通過も交差もできない」という一筆書きの要領で始点から終点までの線を引くことで、何かしらの法則を応用して正答を導き出すネタも次第に散りばめられていく。ひとつ解けば次が矢継ぎ早にモニターに表示されていくバリエーション富かな500以上の問題が待ち構える。

道案内のない迷いの森

一切の説明もなくオープンワールドの世界を歩き回りながらモニターを探して勝手に解けという放任なので、背景や足音などにヒントが隠されていても見抜けるかは本人の洞察力次第となっている。
発見できれば嬉しさから前のめりで思考を巡らせられるので、「ピコーン」と閃きさえすれば豊富なパズルがより取り見取り楽しめるけど、説明や道案内がないので解けない場合は「何かを見落としているのではないか」「順序を間違えているのではないか」とスタートラインに立てているのかを疑問に思わされ宙ぶらりんになる。その落差が激しくて熱しやすく冷めやすいを幾度となく実感させられた

複合問題も
オープンワールドなだけに初っ端から様々な法則の複合問題にも手を出せてしまうが、ゲームの説明が何もないので、そもそもそれが複合問題だということがわからない。
『portal』みたいに問題ごとに区切られた限定的な空間内に全てがあると分かっていれば無駄を意識することなく様々な角度から好奇心で糸口を探れるけど、その範囲が広大過ぎて初手から迷いを抱いてしまうと無駄を嫌い深く探求してみようという気は薄れ全てが色褪せる。

そんなチグハグが当たり前に起きてしまうから、簡素なものでも道なりに行けば問題の前に必要な情報は得られますという指針となるものが必要だったように思う。不要なら無視すればいいだけで区域ごとにレベルを分けるとかヒントを開示するなどのユーザーフレンドリーが足りない。
あやふやな理由で行き詰まると大雑把な総当たりをするか諦めて別のところへいくか、消極的な選択肢に翻弄されて楽しいという期待の芽が伸びずそっ閉じをした。途方もない世界で順不同な風景パズルは遊び方が難しい。観察眼洞察力に自信があれば面白いのだと思う。

ScreenShot

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