調理場をデフォルメしたクッキングゲーム。
(ひとりで遊ぶ場合)プレイヤーは二人組のキャラを任意に切り替えながら調理して注文をさばいていく。切る煮る揚げるなどの各工程には数秒の所要時間が設けられているので、作業中はもう片方のキャラで材料の準備や汚れた皿の回収に奔走する効率的な並行作業が求められる。各ステージ3~4分前後しかなく切り替えや作業はボタンひとつの簡単操作とはいえ、マルチタスクのごとく無駄のない動きが求められるバランスはなかなか忙しい。
各ステージで時間内に処理した注文の数によりスコアが計上され、最大3つまでの★が手に入り以降のステージのアンロックに使われる仕組みなので、単にクリアすればいいだけではなくタイムトライアルのような無駄のない立ち回りを把握しなければ先へ進めなくなる。
その障害となるのものは材料を仕切りの向こう側の相手へ流すベルトコンベアであったり、作り置きを長時間放置していると盗まれるネズミなどで、各工程をこなすための時間をはじめ仕掛けや作業場までの移動距離などを判断材料にして、最も効率的な立ち回りは何かを見切って動き回らなければならない。
更にはパーティーゲーらしく次第に店内のレイアウトが反機能性を追求した滅茶苦茶な形へと変貌していき、回り込まなければ厨房に入れなくなったり時間差で段差ができて分断されるなどぶっ飛んだ難易度に翻弄されていく。ひとりだと単なる窮屈だけど効率化を図るため互いにツッコミを入れながら遊べばパーティゲーっぽくなる要素が多く協力プレイ推奨ゲームなのがよくわかる。
盗っ人のネズミや明かりを消して見えなくするなど追加されていく要素はタスクの複雑化というより言わばストレス発生装置。ノルマのために無駄を削ぎ落とした最適化された効率を実現する、ひとりだとこの点でしかゲームとして工夫することがないからレシピや仕掛けのタイミングなどの把握に時間を費やすワンオペが加速する。
地味な最適化作業の達成感は上限が低く次々と追加される意地悪によるストレスの上限は天井知らず。繰り返しによる練習が実を結び★の数が増えたところで最初からスコアアタックになるのは正直しんどい。
ボタンひとつの操作で済むのでターゲット層は幅広く無駄を省く効率を考えればいいだけだから誰にでもできる。色々と言い合いながらてんやわんやで盛り上がれるオーバークック奉行だらけの料理大会。マルチ推奨。ソロ非推奨。ひとりで遊ぶと非効率なワンオペ作業にイライラが積み上げられてしまいます。
ひとりだと黙々と作業効率を高めてスコアを叩き出すゲームでしかないが
焼く盛る運ぶなどの基本の工程には一切の手を加えられず、難易度調整は目を背けたくなる調理場の反機能性の追求に終始するため、ひとりだと劣悪な環境で処理しきれない仕事を次々と回されるワンオペのブラックなストレスが積み上がっていく。盗っ人のネズミや明かりを消して見えなくするなど追加されていく要素はタスクの複雑化というより言わばストレス発生装置。ノルマのために無駄を削ぎ落とした最適化された効率を実現する、ひとりだとこの点でしかゲームとして工夫することがないからレシピや仕掛けのタイミングなどの把握に時間を費やすワンオペが加速する。
地味な最適化作業の達成感は上限が低く次々と追加される意地悪によるストレスの上限は天井知らず。繰り返しによる練習が実を結び★の数が増えたところで最初からスコアアタックになるのは正直しんどい。
まとめ
バカゲー染みた冗談みたいなレイアウトが多く、燃えたり分断されるツッコミどころ満載な調理場での慌ただしさで盛り上がれるパーティーゲーム。ボタンひとつの操作で済むのでターゲット層は幅広く無駄を省く効率を考えればいいだけだから誰にでもできる。色々と言い合いながらてんやわんやで盛り上がれるオーバークック奉行だらけの料理大会。マルチ推奨。ソロ非推奨。ひとりで遊ぶと非効率なワンオペ作業にイライラが積み上げられてしまいます。
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