I.Q FINAL。
概要
真っ暗な空間に浮かぶ長いボーリングレーンのようなフィールド上で、マス目に区切られた地面の一ヵ所だけにマークをして、前方から転がってくるキューブがマークと重なった時にボタンを押せばそのキューブは消滅する。基本的にこの作業を全てのキューブを消すまでひたすらこなしていく。- 足場から落ちないよう転がってくるキューブを消すだけの単純明快パズル
- ゲームオーバー時やクリア後のスコアや内容をIQ換算してくれる遊びが特徴
キューブを全て消滅させるとフィールドの最後列に一列追加され、消すことができずにフィールドの端から落としてしまうと、一定数ごとにフィールドの最後列が一列ずつ消滅していく。足場の余裕がなくなりプレイヤーキャラがフィールドから落下してしまうとゲームオーバーとなる。
単純の中に垣間見えるパズルが後を引く
キューブには単に消すだけのノーマルキューブの他に、消すと周囲8つのキューブを同時に消せるマークを地面に残すアドバンテージキューブ、消してしまうとフィールドの最後列が一列消滅するフォービドゥンキューブの3つがパズル的な規則を持って配置されている。最初にキューブを消してから転がるごとに1ずつ加算されていく規定の手数で全消しができるよう、初期配置から効率的な消し方を瞬時の閃きや規則性を見破る洞察力で行うのがこのゲームの肝で、手数が少なければ高得点になりクリア後に判定されるIQの数値が上がるという仕組みになっている。
模範の手数を超えても得点が伸びないだけで落下しなければクリアは可能なので、『ぐっすんおよよ』のようなあたふたアクション的にも楽しめるし、慣れてきたら効率を考えて最適解クリアでスコアを稼ぎ高IQを叩き出す遊び方もできる。
ゲームモードとか
通常ゲームモード以外にも、延々キューブを消し続ける「サバイバル」、模範の手数以内のクリアを目指す問題集の「100アタック」、問題を自分で作る「クリエイト」がある。けど、サバイバルは続けるだけだし、100アタックは通常モードを一問ずつに区切っただけなので大した変化が感じられない。好きなだけ思考時間をかけて一手詰み将棋のように遊べるといった本編との違いがないと箸休めにならない。また、条件を満たしてクリアするごとに使用できるキャラが開放されていく周回要素があるが、差別化されているわけでも特徴があるわけでもないなら最初から好きなのを選ばせていいと思う。ゲームルール以外の独自性は薄い。
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