Giana Sisters : Twisted Dreams
概要
基本操作はジャンプと可能な所での壁蹴りのみで、落とし穴に落下したり敵と接触するとアウトとなるが、アイテムを取っていればキノコのごとく一撃だけ耐えられるオーソドックスなシステム。- 能力の異なる「キュート」と「パンク」のスタイル変更が特徴の横スクACT
- ステージ中の宝石を集めることでクリア時に☆が手に入り、その数次第でボス面がアンロックされる
- ステージ数全23の内、ボス戦は3つ
特徴であるスタイルは、「キュート」では回転しながらジャンプする「ツイストジャンプ」で滞空時間を延ばすことができ、「パンク」では炎をまとった体当たりの「ファイアダッシュ」で攻撃が可能になるというもの。
ボタンひとつで瞬時に入れ替えられるスタイルは、それと同時に背景の雰囲気までもをまるっきり別物に変える演出で見栄えが面白い。
この変更時の演出を生かし、円状に足場が移動する仕掛けをスタイルの変更で逆回しにしたり、足場の経路が変わって隠しエリアへの道ができたり、スタイルによって集められる宝石の色が違うことを利用した配置の妙であり、単なる能力変化の特徴で終わらせないようにしているので、閃きと試行錯誤のプレイが難しくも楽しくなる。ジャンプアクションと軽いパズルが合わさったステージ構成が特徴。
ツイストやファイアの技は敵を踏むか地面につくまでは連続して使えないが、踏み台にできるように敵が配置されていてファイアダッシュの連発で高く高く昇ったり、同じようにツイストジャンプで遠くへ飛んで行ったり、またはその複合であったり。
ステージクリアと同時に達成しなければならない宝石集めを、このようなアクションを使ってクリアできるようにしてあるステージ構成がしっかり遊ばせてくれる。
取れそうで取れないところに見える宝石は、大体その地点の付近から戻るも進むもなく行けるようになっているし、特殊な巨大宝石を取るとキャラリーモードの絵が開放されていくので、探索のやりがいもステージアンロック以外に用意されていて飽きを感じさせにくい。
残機の概念がなくチェックポイントも多くてやり直しが苦にならないのもプレイを妨げない。余計な操作を要さず一瞬の閃き次第できれいに突破できるパズル要素の含んだ仕掛けが楽しい上質なACTといえる。
不満点は、ステージクリア後は何度でもやり直すことができるが、その際に宝石の獲得数がリセットされるため残りがどこにあったのか判別できなくなること。大抵のステージで宝石の数が500前後はあるので、分かれ道があるステージでは全て集めるのは骨が折れる作業となる(全部集めなくてもクリアは余裕でできる)。クリア後はやり込み用として宝石の位置のヒント表示くらいほしかった。
Giana Sisters : Twisted Dreams - Rise of the Owlverlord
- 単独でも遊べるDLC
- ステージ数は7、内ボス戦は1
- ステージ数が+7されましたよというぐらいで基本的な操作やシステムは同一
- セットになってるものでもセールなら200円くらいなので本編が楽しめたのならおすすめ。
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