名目は運動会、実態はバトルロイヤル。
熱血、花園、連合、冷峰の4チームが、クロスカントリー、障害物競争、玉割り競争、勝ち抜き格闘の4つの競技で競い、総合ポイントで順位を争うという『くにおくん』シリーズのひとつ。これぞくにおくん
競技ごとに各チームから1人の代表を出してスポーツマンシップに則って戦う……はずがなく、全競技でスタート時には4人居たのにゴール時には1人になってしまうバトルロイヤルが繰り広げられる。陸上競技のクロスカントリーはスタート前から相手を出し抜くための殴り合いができるし、玉割り競争はくす玉を叩いて破壊することが目的なのに全員がくす玉そっちのけで殴り合いをはじめ、出し抜いて玉を割ろうとするやつがいれば他の3人が瞬時に結託して袋叩きにされてしまう。
シリーズのお約束として殴る蹴るぶっ飛ばすはいつものこと、水中で武器を持っていない無防備キャラを叩いて沈めたり、ハメ技や起き攻めも比較的簡単にできてしまうので現実でもバトルになりやすいのは有名な話。
これら強さをはじめとした様々なバランスが練られておらず不協和音を生むが、レバガチャで起きるタイミングに多少変化を付けられるので絶対に逃げられないわけでもないし、相手がガチ勢でもない限り起き攻めで連打されている合間に起き上がることもできなくはない(難しいけど)。
無慈悲なことができるかと思えば対策もできる昔ながらのデタラメバランスが瞬間湯沸かし器となり、ハメ技や起き攻めをやられたらやり返してやるという白熱の無礼講ケンカアクションへと変貌させる。
無慈悲なことができるかと思えば対策もできる昔ながらのデタラメバランスが瞬間湯沸かし器となり、ハメ技や起き攻めをやられたらやり返してやるという白熱の無礼講ケンカアクションへと変貌させる。
殴る走る程度で複雑な操作も要らず、やられたことは簡単に再現できて立ち回りの作戦も考えられる。全競技4人同時に遊べるパーティーゲームとしての間口も広く今でもおすすめ。
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