キャラ固有の能力で道をつくり攻略する試して楽しいACTとPZL。
このゲームの特徴と言えば各キャラ固有の能力を使い分けて道を切り開いていく謎解きだろう。
数の限られた箱や板を積み木のように積んで届かない足場への道を作ったり、小さな足場が並ぶところに板を渡して橋を作ってみたり、ステージのギミックを見てから「いけるかな?」を形にしていく。
次第に障害物を風船のように浮かせる特殊な縄を使えるようになったり、光を集めて作動させる仕掛けを動かすための反射鏡の数を増やすなど選択肢が複雑化し難易度が上がっていく。
操作キャラは3人しかおらず特徴の差別化も分かりやすいので、凍らす燃やす吊るす破壊するなどの解法はぱっと見で取っ掛かりを見つけられ、解けた時の満足感も十分得られる難易度の上がり幅なので面白さが後を引く。
- 3人それぞれの特徴。
- 魔導士 : 箱や板などの障害物を作り出して足場にしたりスイッチの重りにできる
- 盗賊 : 障害物を凍らせて固定したりラバーリングアクションで綱渡りもできる
- 騎士 : 体当たりで障害物の破壊をしたり盾で光を反射させて仕掛けを作動できる
1画面で完結するパズルを繰り返す問題集になった
1作目は謎解きとアクションの要素がバランスよく組み込まれた広いフィールドを横スクアクションのように進めていく形だったが、4作目は1画面のエリア区切りになった問題を連続で解いていくパズル色の濃さが特徴となっている。箱や板で積み木のように足場を積み上げたりラバーリングアクションで天井を渡るなどのアクションとパズルのバランスは難しすぎず簡単すぎずでちょうどよく、収集アイテムの回収を考えると一筋縄ではいかない構成もあって熱中させてくれるので、考えて動かして思い通りの結果がでれば突貫でクリアにこぎつけてしまうほど病みつきになる。 しかし、1画面で完結する問題を矢継ぎ早に解いていく形は、見えている情報から解法を考えて試して道を切り開いていくから一定の達成感に浸り続けられる反面、難易度の上昇はあれど応用というには問題に幅がなく上達を感じられるアクション要素も弱いため上限は低めになっている。
1作目のボス面で強制スクロールのなか足場をつくったり、エリア区切りでなく広いステージを歩き回りながら道を見つける簡単な探索など遊びの幅があったが、4作目は一画面で完結するパズルが続くのみでパズル以外の楽しみには欠ける。
パズルとしての安定した面白さ
答えが固定でない融通のきくパズルなので、見て考えて試して解いていく、その一連の流れの中で考えた時間はそのまま充実感にしてくれる。冒険心はないが安定感のある面白さは持っている。
要は適度な難易度の積み木で操作も簡単なので、思った通りに考えて答えを作り上げていく過程は知育にもなりそうです。1作目もおすすめ。
要は適度な難易度の積み木で操作も簡単なので、思った通りに考えて答えを作り上げていく過程は知育にもなりそうです。1作目もおすすめ。
関連商品
ScreenShot(Trine4)
ScreenShot(Trine1)
関連記事
Portal , Portal2【見て考えて試すパズル】-#zzz
【★★★★★】出入口となる2つのポータルを作り、そのポータル間を行き来することで謎めいた構造のステージからゴールを目指すPZL。
【★★★★】仕掛けを解いて歩を進めていくPZL。一度やられることで解法を理解できて突破できるようなドッキリ仕掛けではなく、その後に考えさせる構成が多いから動かすことが楽しい。
0 件のコメント:
コメントを投稿