メモリーズオフの1作目。
幼馴染であり恋人でもあった人の死というトラウマを持つ主人公が、新しい出会いをきっかけに前を向き直り、新たな一歩を踏み出す気持ちの整理や決意をする……という物語のいわゆるギャルゲー。過去を織り交ぜるシナリオ
現在の新しい出会いや出来事に関連付けて、合間合間に過去の思い出を挿入する演出やシナリオが特徴で、主人公にとって過去は忘れることのできない大切な存在だからこそ、目の前に現れた新たな存在を愛しいものと素直に受け入れることを嫌う。
故人が根底にあるため泥沼にしかならない葛藤から、ヒロインを通じて本当に大切なのものは何なのかという真理を知り、かけがえのない想いをみつける。
これはヒロイン側にもいえることで、主人公に対する場面ごとのセリフやアプローチは印象的なものが多く目を引いた。
この板挟みによる苦悩から、どのような切っ掛けで前を向き新たな一歩を踏み出す決心がつくかのアプローチが違うだけで、基本的に全シナリオこの流れで展開される。
主人公の中で過去という存在の比重は大きく想いは根深いものなので、あっさりコロッといかない点がくどくもあり、故人を身勝手に美化して聖域化する人間のエゴな部分も垣間見えて面白くもある。
主人公の中で過去という存在の比重は大きく想いは根深いものなので、あっさりコロッといかない点がくどくもあり、故人を身勝手に美化して聖域化する人間のエゴな部分も垣間見えて面白くもある。
故人が根底にあるため泥沼にしかならない葛藤から、ヒロインを通じて本当に大切なのものは何なのかという真理を知り、かけがえのない想いをみつける。
これはヒロイン側にもいえることで、主人公に対する場面ごとのセリフやアプローチは印象的なものが多く目を引いた。
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